Category: 事件簿

不覚にも詐欺被害に遭う~国際取引の難しさ

個人売買の難しさは、色々な所にありますが、自分は大丈夫だろうという考えがあっけなく崩れ去った今日の話。 かねてから買い手募集していたiPad。Airレジが対応しなくなった事を理由に売却先を探していた矢先に、一通の問い合わせが入る。 送料をいれて1000ドルで買うから銀行口座を教えて欲しいと言う内容。 送り先はマレーシア。 ・・・そかそか、やりとり自体はさほど気にする事でなかったものの、英文でのやりとりは苦手。本来の流れからしても大丈夫だろうかと思いつつ、入金があれば大丈夫だとタカをくくっていた私 それから、送金した?と言う内容が届き、商品を発送しないと着金しないという話は・・・海外はそういうものなのだ?と思っていたら 実は、、、そういうことは無かったんです。 あまりにも巧妙?な手口に、自分なら大丈夫という所はこういう部分に当たると痛感。     今回の実損額は、相場等と送料などの実費で約1万円。(原価ベース) (iPadの相場自体が既に下がっているので、それを10倍も出して買う事自体が本当はおかしな話と気づくべきだったんですが) 詐欺の手口を考えた時に、足の着きにくい事は多々あります。 自分なら大丈夫という考えについては、改めなければいけないと痛感しました。 実損額を補填できるかどうはもちろん、物品に関する対価は十分得られるか?と言う事もあります。   もちろん、このような相手であるから、この後に想定できる事は、正常に動作しなければ支払わないと言う事で先延ばししていくだろうと思います。つまり、それだけ私が、お人好しだったのだと思うわけです。 日頃から、怪しいメールには気をつけよ。といいつつも、自分自身が過信していた事が今回の惨劇になった事は、到底看過できるはずもありません。日本国内で発生した事であれば、どんな方法でもとりようがありますが、国際問題になってくると言葉の壁、地理的な問題なども十分、考えなくてはいけないのです。 今回の商品がiPadだった事も、税関などの部分において通関しやすい事も1つの要因だっと考えます。商品的な価値は世界的にもちろんありますが、不本意な詐欺にあった点は、よく考えればおかしい所だったのかもしれません。 商売というのは、相手を信用する所からはじめますが、その信用が不明な時は、第三者という事で行う手法であります。その第三者の真贋を見極めきれなかった事は間抜け以外の何者でもありません。 あるテレビ番組に出演していた骨董屋の主人は、贋作かどうかを見極めきれなかったのは見る人間の判断が足りないからだ。多くの贋作をつかまされた。と言う事を述べられた事は、今その場面に立たされて気づかされるばかりです。 今回の手口自体は 商品発送を確認しなければ、着金しないという仕組みは、本来は「あり得ない」という部分ですが、実はこの手法は、かつてのヤフオクがこの方式であったのです。普段からヤフオクを使っている事が多い、私にとってそのような「エスクロー(仲介サービス)」が当たり前になって慣れていた事が盲点とも言えたのです。 色々な諸問題を抱えつつも、海外取引の難しさ、身近な所に詐欺は多い事を痛感し、同じ事がまたあるだろうと自戒の意味もこめて書いていくばかりです。 私の人生はいつも失敗ばかりですが、今後、大きな失敗にならないよう生きていくようにします。

裁判の仕方~民事訴訟のコツ

ベネッセ事件で、お詫びの金券500円が不服として、裁判という話を見て、実際に民事訴訟し、それからの流れを考えた時、実際のところ裁判ってどんなものか? 昨年、提訴した経験を元に民事訴訟の流れについて少し触れたいと思います。 http://news.livedoor.com/article/detail/9467687/ ベネッセの話に限らず、訴訟のテーマは様々ですので、必要になったら是非ご活用のほどを。   1 裁判費用はどのくらいかかるか? 一般的に、裁判費用は10万円未満で1000円、以降10万円毎に1000円ずつ加算されます。簡易裁判所の場合は140万円以下の訴訟となり、少額訴訟の場合は60万円未満と請求金額に制限があります。 →http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_04_01/ 訴訟額が大きい場合は、個人で訴訟せずに弁護士を通じて訴訟する事が賢明です。個人で行う限度は、簡易裁判所で取り扱える金額にとどめるのが経験上良いと思います。   2 裁判費用はどうやって納めるのか? 訴訟費用は、収入印紙で行います。購入先は、最寄りの郵便局窓口で取り扱っていますので、額面分の収入印紙を購入しましょう。 ちなみに、コンビニでは200円の収入印紙しか取扱が無いため、面倒でも郵便局へ行く事がオススメです。   3 郵券(郵便切手)はどのくらい必要か? 一般的な訴訟でかかる、予納切手ですが、これが結構面倒で、被告が1名の場合は、予納切手は4500円が目安です。 支払督促の場合は、半額になりますが、2名の場合はその分郵送料が増えますので、2倍の9000円~10000円分を予納する事が望まれます。 予納切手の目安ですが、私の場合このような表を作り裁判所へ提出しました。   印紙・切手明細 予納郵便切手 訴訟相手 1 名   500円 × 4枚 =2000円 82円 ×15枚 =1230円 52円×15枚  =780円 20円×15枚  =300円 10円×15枚  =150円 2円×15枚   =30円 1円×10枚   =10円 合計 4500円   訴訟用収入印紙 1000円   実際、裁判所にて使われた切手の枚数から計算すると、平均半分使用される計算でした。 4500円予納して2000円前後は裁判終了後に返却されますので、実際は3000円程度使われる計算でした。 私の場合は、裁判所書記官とのやりとりで、特別送達の通数を減らした事で、その分の郵送料が減った事も起因しています。(ただし、予納切手のほかに、裁判所への郵送実費が相当かかっているので実際は4500円は超えています) 予納切手の為に、個別に封筒を作り、枚数確認をしやすくするのも手です。 また、切手の枚数を切りよくしているのは、郵便局で購入する際、バラで買わず帯で買う事が重要な理由から、5枚単位で購入します。 特に、切手に500円が含まれるのは、郵送料がとにかくかかる事。→郵便料金 特別送達は 普通郵便(被告送達は定形外になるので、140円~400円はかかる) 一般書留 430円 特別送達 560円 の3つがオプションで含まれる事から、最低でも1072円はかかります。 被告宛に送る郵便は、定形外500グラム以内(400円)と仮定して、 定形外(400円)+一般書留(430円)+特別送達(560円)=1470円 という途方も無い料金がかかります。 つまり、この時点で500円切手は2枚使う計算となり、 470円分の切手として 82円×5枚+20円×3枚=470円分の額面をつくります。 少額の郵便切手を必要とするのは、裁判所書記官が特別送達をする際に、どんな額面でも郵送できる様にするのが原則になります。 ※裁判所によって切手の準備する種類と枚数の指示がありますので、参考にして良いと思います。   裁判する際、一番やっかいなのは訴状作るのと同時に郵便切手をまとまった金額集める事が大変かもしれません。つまり、お金さえ渡せば裁判が自動的に始まるわけでない。のです。 […]

スマホとクラウドアプリの諸問題

クラウド化という言葉が使われるようになって久しいですが、個人情報をどのように取り扱うか非常に難しいご時世になりました。 インターネットが便利になりすぎて、便利さ故にどこまで自己保有し、外部へ預けるかという安全策をどのように持つか非常に気をもむところです。 個人情報を一手に扱う職種になれば管理はますますシビアになりますます、悩んでしまうばかりです。 dropboxの一番の使い道が画像ですが、ある会社でこういう事件が起きました。 ある方が代表でアカウントを作り、そのアカウントをスタッフのPCやスマホに登録して個人情報にならないデータを共有していました。 ある日、見慣れぬ写真が現れ、何があったのか私の会社に調査依頼が入りました。 写真の発生事案を調べてみると、一人のスタッフがスマホで自動転送をする指定が入っていることがわかりました。 この点だけ見れば、よくある話ですが、この件がわかってから私は依頼者に対し、dropboxで利用する場合は、それぞれにアカウントを取得し、必要に応じた場所で共有という方式をとる方がよい と提言しました。 その後、どうなったかはわかりませんが、クラウド化の弊害を垣間見た瞬間です。 インターネット全盛のご時世において、こういうことも日常に発生しているのはある意味恐ろしい話です。 ファイルを共有する必要がある場合は、ファイルサーバを構築し、その中だけで行うといった防衛策は急務で さらにはデータアクセスをする際、問題の可否を判断する管理者が必要だということです。 個人・法人に限らずこういう問題はさらにクローズアップされます。 今日のニュースで、教員が記録したノートを生徒が写真で撮影し、その内容をlineでばらまいたという信じられないことが起きてます。 ノートを忘れた教員に関しては自覚のなさもありますが、一方でその個人情報を入手し、さらに不特定多数のユーザが閲覧状態になっているのは 双方の危機管理能力の低さを露見しているほかありません。 dropboxも同じくしかりで、簡単に使えるのは逆に言えば、簡単に情報が流出する原因にもなる。 私自身、引き締めて対応しなければと思う今日この頃です。

テレマ拡販のちょっとした裏側

先週からテレマが多くて、いつも私が外出している時が多く、だいたい決まって週末にかけて掛かってくる。 以前からその構図がどうしても気になっていた私は、電凸して事実関係を質す事にした。 前回の記事はこちら この件については、シャープにもきっちり説明したのですが、なかなかどうした事か話にならず如何せん先に進めないところです。 テレマの会社がデータの出所をあっさり答えるのもなんだか変ですが、どちらも同じ会社を挙げたのでそちらを調べて見ると どうやら、タウンページを始め、データを収集したモノを販売していたと思われる。 ただ、いつもおかしいと思っていたのが、なぜ同じ時期にこうも集中して掛かっているか?と言う事だ。 そこに見えてきたのが、図示した構図が浮かび上がる。 実際はいくつかの会社があるのですが、ざっと調べた限りではだいたい次の様な動きをしています。 光通信(親会社) ↓ IEグループ(直接出資子会社) ↓ 関連会社(いわゆる孫会社等) ・オールジャパンソリューション(福岡) ・IHJ(佐賀や熊本) こういった末端企業が親会社までたどり着ける事はきわめて稀ですが、このような仕組みだと言うのは知っていて損はないと思います。 シャープの複合機を拡販する彼らの特徴として 「社長ないし代表者の方いますか?」と言う尋ね方をするのは、確実に怪しい。 さらに、社名を早口で言い、テレアポをつないだ上で現地にスタンバイしている担当者を訪問させ、向かわせる手法はまさに用意周到と言わざる得ない。 少なくとも、集中して営業電話が続けば警戒される事を分かってないのだろうか? 1回でダメだから5回なら良いのか?じゃないのだ。 1回でダメなら5回でもダメ。と考えるべきだ。 私の会社では、代表者とか社長いますか?と尋ねる方は誰もいない。 なぜなら問い合わせのほとんどが「ITコンサル・サポートの依頼」または「アウトソーシングの打診」で、実務が分かる担当者を求む。と言うのが基本で、社長いますか?と言う尋ね方はしない。 ITサポート業界はいわゆる士業(税理士・弁護士・司法書士・行政書士など)に近く、実務をする人が事実上の先生扱いであるからなおさらかもしれません。 テレマに限らず、こういった事象はもう少し研究すると何か面白い事が見つかりそうです。

恒例行事?ヤマト運輸の配送事故を考える

このところ、仕事が立て込んだ事も有り、今日こそは・・・と思ったんですが またもや、ヤマト運輸の配送トラブル 過去の話はこちら この話は、毎年恒例であるせいか、毎回発送でもらう商品は同じもので・・・。 ここまで来ると正直暴れてしまいます。 特にヤマトが運ぶ荷物は、いつも超重要貨物を取り扱う時が多く、今回もそうなんですが なぜにこの時期にこのタイミングでやらかすか?と思うのは私だけでは無いと思うのです。 こういった事故は過去ログの通り、何度かやっており、細かい事故をあげれば正直キリがありません。 ただ、物流が多くなりすぎてなのかどうかは定かでないものの、企業によって「配送会社指定」をする話は珍しくありません。 私の取引先では、佐川急便が中心ですが、やはり顧客によってはヤマト運輸を指定してくれ。 と言う話はまんざら、ある話です。 特に今回の場合は精密機器故に梱包材の状況次第では不問と思ったのですが、よりによって梱包材が当たってない部分が損傷。 機器自体には、多重梱包している故、大きな損傷は無いと思いますが精神衛生的にはよろしくありません。 こういう事故が相次いでいる事も有り、極力佐川急便の配送で依頼していますが、稀にヤマト運輸で届く時にこういった事故があるので、正直呆れてしまいます。 私はことある度に箱も商品の一つだと言います。 明日は我が身と思いつつ、今回の件が続かない事を願うばかりです。