今日、5月1日は私の会社である、合同会社出島を設立して丸10年の日です。
法人設立を考えていたことは、大きな取り組みを進めていくには、法人化は欠かせない。
社名の由来
そんな時に、どんな社名がいいだろうと悩みました。
エーアイスクエアステーションという名前は、元々パソコン通信サークルの名称で、当初は AI2STATION その後、AI SQUARE STATIONと変更し、2001年の起業にあわせ、エーアイスクエアステーションと改称しました。
ドメイン名については、創業の時につけた「AI2STATION」を採用し、今でも一部の業務において使用しております。
その後、エーアイスクエアステーション(以下AIと略)で行った業務のうち、インターネット管理業務を除いて、法人へ移管する運びになりました。
法人化したときの社名がなぜ「出島」という社名を選んだのか?
このお話は、20年以上前に遡ります。
2004年頃、インターネット通販を始めようということに一つ取り組みを見いだします。
この取り組みが「出島百貨店」構想でした。
2005年に、出島百貨店ということで企画をたてたものの、当時の乏しいノウハウしかない私には無謀なことでした。
その際、取得したドメインが DEJIMA.NE.JP でした。このドメイン自体は、いまも、保有し、出島日誌として運営しております。

この頃は、様々な取り組みをはじめていたことの一つに、定期的なブログ更新によるコンテンツの品質向上でした。
この間、2008年にパソコンサポートに関するホームページを開設。

この頃は、毎日更新することが日課になっていました。
かなり痛烈なことを書いたことに恥ずかしいと思う内容ばかりですが、これも一つの歴史だと思い読んでいます。
このときのドメインも DEJIMA.BIZ を使っています。
こうやっていくところで、ブログを量産していたことから、個人的なブログを作っていました。やはり、ドメインは DEJIMA.INFO でした。その後、okusu.net ドメインに切替え、現在に至ります。(本サイト)
※DEJIMA.INFOは一般社団法人出島(https://www.dejima.or.jp)設立に伴い、DEJIMA.INFOのコンテンツをAI2STATION.COMへ移管。DEJIMA.INFOは「出島情報塾」の公式サイトに衣替えしました。(サイト内容を変更した初めてのケース)
このようなことから、DEJIMAドメインを片っ端から取得したことから、社名は「出島」以外無いだろうということで、合同会社出島を設立しました。
社名を決めるにいたったポイント
社名は自分たちが常に名乗り続ける普遍なブランドであり続けたい。出島という名前に恥じないよう思いはみじんもなく、「覚えやすい」ノリで決めたのは事実です。
エーアイスクエアステーションで失敗したことを二度としないということ。
この反省から新社名を決めたポイントは以下の通りです。
1 ドメインが取得出来ること(設立の時点でDEJIMA.JPを取得していた)
2 わかりやすくひねりのない名前であること
3 可能な限り短い名前であること
4 社名に業種がわかる名前はつけない
5 口頭で覚えてもらう名前にすること
反省点
合同会社出島という社名をつけてしまった!と思ったこと。
出島って言う社名は、実にありふれているため、全国的にも多く見受けられます。
長崎では「出島:でじま」と呼んでいますが、他の地域では「出島:いずしま」と呼ぶことがあるためこの名称自体に特異性はありません。
出島という名前に注目したそもそもの理由は「出島=長崎を表す名称」で長崎市内各地で出島をかたどったロゴマークが目立ちます。
私は、そういったところは全く考えず、ドメイン取得を先行したため「DEJIMA」ドメインを多く保有することに成功しました。(あまり注目されてなかったこと。唯一の心残りがDEJIMA.CO.JPを取得出来なかったことでしょう。)
同一の社名が国のホームページを見ても一切表示されないことから、全国で唯一の社名であることもまた事実です。

出島という名前は、長崎にとってはかなり「誤認」しやすいことから、
出島のおおくすです。と名乗るのは「出島(町)のおおくす」である。という捉え方をされかねないのです。
もっとも紛らわしいのが、「出島=人名」と捉えているケースが多々あることから、非常に悩ましいところです。そのため、出島さん(社名?個人名?)ということは多々あります。
それ故、店舗名の「アットマーク」を呼称しているのも事実で、IT関連で「アットマーク」という言葉を知らない人は「モグリ」だと言われるほど、ITには非常になじみのある言葉です。
「出島」と「アットマーク」に共通すること
社名がアットマークではなく、出島であることは「出島=長崎の地名」ということでつけたことは紛れもない事実です。
出島には、「世界の情報は出島から」という江戸時代からのコンセプトがあり、甘い料理を「長崎(出島)」に近いと呼び、甘くない料理は「長崎(出島)」から遠いという表現は、シュガーロードの町、長崎の別名ともいえるでしょう。
やや話がずれてしまいました。出島は「人が集まるトレンドな場所」、アットマークとは「@」の記号を使い、これは「一般的につなぐ・単位・基準」という意味があります。
要するに、出島とアットマークのコンセプトは「つなぐ」ということに他ならず、コーポレートスローガンを「ITで人と人をつなぐサービス開発企業」と銘打ち、ITサービスを広めること目的としています。
アットマークは、これまでのパソコンサポートという枠組みで終わらず、パソコンショップと打ち出したのは「アットマーク」とわかりやすい言葉を使い
インターネットでは必ず使う記号である「アットマーク:@」を全面に出すことによって、覚えてもらうことを目的にしています。
出島という名称の安定感とアットマークという手軽さを併せ持つことによって、今の企業体を構築しています。

これからの10年後の目標
個人創業から25年、法人にして10年を迎える今日、これからの10年は2022年に設立した、一般社団法人出島の成長に向けた取り組みに軸足を移していきます。
合同会社出島において、地盤をしっかり作ってきたこの四半世紀の経験を、一般社団法人出島においてふんだんに発揮する。これが今後10年間の目標といえます。
これまで、出島の名称を使わずにいたことは、出島の名前を冠することにどこか抵抗感がありました。
当初は出島情報塾ではなく「Café DEJIMA」とする計画でした。
(もちろんドメインも取得済みです)
しかし、諸般の事情で「Café DEJIMA」の計画が白紙となり、このまま中断するわけにもいかなかったこともあり、主軸としていた「学習塾」のほうで事業推進することに舵を切りました。
CaféDEJIMAを白紙にした上で、仕切り直しに名付けた名称が「出島情報塾」です。当初からCaféDEJIMAの時からプログラミング教室を始めることは規定路線でした。
「プログラミング教室」の名前として、翌2023年春に開校しました。今年で3年目を迎える出島情報塾は順調に塾生が通うようになり、現在に至ります。

これからの10年はこの出島情報塾をしっかりと確立させ、知名度はアットマークを大きく超えなくてはいけません。
なぜなら、この出島情報塾には希望が詰まっています。
いずれ、CaféDEJIMAを一般社団法人出島として出店出来るよう、構想を温めつついずれ、みなさんにご案内出来ることが出来ることを目指しています。
アットマークは成熟した市場の安定した分野です。しっかり取り組むことで結果は自ずと出るのがこの世界です。
出島情報塾は、STEAM教育に準拠した授業計画を立てることによって「先取り学習」を目指しています。
プログラミング教室が「先取り学習」なくして成長が見込めないからです。
今日はそのようなことで、法人設立10周年。
11年目の5月1日でした。