電話のIP化に伴う今後の流れを読み解く

今までの常識がこれからの非常識になる

https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/telephone_network/index.html

この記事が一番の特徴となり、具体的に申し上げると

NTTの電話加入権からしか固定電話の契約移行が出来なかった事が、今後は他社間の電話番号移行が可能となります。

つまり、これまで「電話事業者」の事情で切替が出来なかった事が今後はそういった成約が一切なくなる事を意味します。

電話契約手順が大幅に変わると言う意味もあります。

その一方で、ADSL回線の廃止に向けた動きが急速に進み出したのはこういった事情が影響していると考えて良いかもしれません。

いわゆる「0AB式IP電話」の切替に支障があるエリアは回線の切り替えを行う際に、電話番号が変わるという制約が重複契約または、番号変更という手法になったと言うことです。

もちろん、変更に伴って覚えやすい番号に変わるのであれば良いと思いますが、必ずしも希望通りにいくとは限りません。

今回の件は、旧来のシステムを刷新するに当たって、問題になった部分の洗い出しということになります。

2024年に入ってから、設備更改が始まりISDN回線の終了も同時に発表されたことからますます、仕組みが変化すると考えて良いと思います。

今後の動きに注目です。