Windows11が発表
昨日、Windows11が正式発表されました。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11?icid=mscom_marcom_H1a_Windows11
Windows10定期的にアップデートという触れ込みが丸6年で崩壊。衝撃的な発表でした。
先週あたりから、ISOイメージの流出が報道されていたこともありWindows11が出るんだという印象でしたが、やはり現実のことになったようです。
気を取り直して、いよいよWindows11がリリースです。一般発売日は正式に発表されていませんが、おそらく10月15日頃の発売でないかと見ています。(OEM向けは8月頃には供給開始されると予想)
そこで、我々が何がすべきか?ということについて、少々触れていきます。
買い換えはいつがよいのか?
正直なところ、買い換えたタイミングがWindows11が出るかでないかで大きな差はなく、現時点においてはWindows7からWindows10またはWindows11に切り替えるかの違いです。
パソコンの買い換えサイクルは概ね、5年~10年の間でありますので、Windows10が最初に発売された2015年頃のパソコンを保有している方はWindows11の発売と同時に買い換えてもいいと思います。
購入から5年経過していれば、機器の不具合や動作が遅いなどの理由があればいまの段階で購入してもいいと思います。Windows11へアップグレードすることはWindows10と同様にOSが公開されることから、ほしいときが買い時です。
Windows8またはWindows7を使っている場合
現時点のリリースで見た限りではWindows11にするかWindows10にする議論はあまり重要性はなく、新しい方がよいでしょうという流れです。
個人的には、Windows7のサポートが終了したことも踏まえ、買い換えを検討するならばWindows11が発表されてから購入してもいいのではないでしょうか。もちろん、Windows10のパソコンの方が今後値下げが増えてくるのと、メーカーの在庫処分が進むので、今から2~3ヶ月はPCの在庫がかなり品薄になります。人気機種の大幅値下げも見込まれることから、お金に余裕があれば1~2ヶ月は量販店を見ながら購入を検討することをおすすめします。
かくいう私は、必要に迫られて・・・先月パソコンを買い換えました。4Gデータ通信モジュール対応のパソコンです。これまでの傾向から見るとIntel CPUでいえば第5世代以降の機種であれば快適に使えるのではないかとみています。(Windows10が発売された2015頃のメインCPU群)
Windowsの今後を読む
Windows11へ移行するのは、2025年10月を目安としていることからその間は、Windows10の製品とWindows11が併売される(厳密には在庫品)が、システム上の不具合を考慮すると、Windows11で動作するパソコンは現在のパソコンと別に1台導入して、利用に支障がないところを見極めながら、ほかの機器も交換することが望まれます。全台交換はおすすめできません
大きなプラットフォームが変わることは当分ないことから、慌てる必要はありません。
いわゆる32bit版と64bit版のお話になりますが、将来128bit版のOSが発売されるとなった時、64bit版がよいか128bit版がよいかというお話になります。64bit版と128bit版が併売されるときは、迷わず128bit版を購入してよいと考えています。
歴史を見ると、8bitから16bitへ動き、その後32bitが主流になりながらも、気づいたら64bitのハードがメインです。64bitのOSが発売されたのはWindowsVISTAが最初といっていいでしょう。
その後Windows7/8/10と32bit版と64bit版が併売されますが、今回のWindows11から32bit版CPUに非対応となりました。完全64bit版OSのスタートと言っていいでしょう。
そういうことで言えば、Windows11は新しい時代の幕開けと思います。
ただ、このペースでいくと2025年頃にWindows12と2030年にはWindows13?となるのでしょうか。
個人的には新たな名前がつくと予想されます。(海外では13は忌み番号のため)
できればWindows XXとつくより、単純にWindowsとWindows Serverのようにシンプルな名称になってほしいのが率直な意見です。macOSのような、コードネームももちろん困りますが、バージョン番号も年次にしてもらう方がサポートする側もわかりやすいと思うのです。
ベータ版のOSが入手でき次第、プレビューでOSを試したいと思います。