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ついに発表された銀行統合の全容

2019年10月29日、いよいよを持って発表された十八銀行と親和銀行の店舗統廃合。

詳細はこちら

両店舗あわせて 185店舗あります(十八98・親和87)

 

それが統合によって 114まで減ります。

統廃合によって4割の店舗(71店舗)が閉店になります。

すなわち、71人の支店長はポストを失い、所属行員も半分以上は配転になることが予想できます。

(プレリリースでは人員を増やすという旨ですが、71店舗の人員をそのまま増員は店舗を拡幅しない限り物理的に不可能です。)

 

 

統廃合の状況は、予想通りとは言え、長崎市内は主に十八銀行が残り、佐世保市内は親和銀行が残るという既定路線です。

隣接店の店舗統廃合は、テナントで入っている店舗は軒並み廃止になる事も予想しており、これも残念ながら現実の動きになりました。

特に、一番気になった、同時期に再建築を行った十八銀行の思案橋支店と親和銀行浜町支店。

どちらが残るか非常に興味深いところでしたが、結果的に思案橋支店が廃店の結果に。

つまり、この時点では合併など念頭に無かった訳で、経営陣の思惑は違う方向に進んだ事がわかる一つの話です。

今回の統廃合を見ると次の状況が見えます

  • 1 旗艦店はおなじ規模同士で移転・統合
    • 例)親和長崎 → 十八本店
  • 2 テナントの店舗は自社物件に移転
    • 例)親和深堀 → 十八深堀
    • 十八北 → 親和大波止
  • 3 近隣の場合はより新しい方へ移転
    • 例)十八福江 → 親和福江
  • 4 駐車場が確保出来る側へ移転
    • 例)十八長与 → 親和長与
  • 5 小規模店は隣接店へ移転
    • 例)親和西町 → 十八大橋

今回の統廃合で、廃店が相当増えます。

移転まであとおよそ1年半

個人的に残念なことは近所にある親和西町が廃店になる事。

リストラであるとはいえ、近隣にある数少ない有人店舗の親和銀行西町支店が廃止になるのは非常残念。

もちろん、全体的に1km圏内の重複店舗は軒並み統合であるため、致し方なしである。

かつて、雲仙に十八銀行と親和銀行の店舗があったが、それぞれ廃止(ATMのみ残った)

継承店は数十km先になった事もあるため、今回の件はそれよりは良いと判断した事でしょう。ただし、これはほんの序章に過ぎず、今後、人的サービスの低下が進むと見ています。

私自身は2015年の法人化の折、十八銀行から資金調達を行おうと交渉したものの、あっさり門前払いを食らい以後十八銀行の取引をやめた苦い経験があります。そのとき、十八銀行とは二度と取引は無いだろうし、口座が無くても困らないと判断。数年後、十八銀行が統廃合されるとは正直予想出来ませんでした。

今後、金融機関は自動化やネット利用が確実に進みます。

その背景として、第一に振込手数料が無店舗型のジャパンネット銀行が3万円以上で275円に対し、十八銀行は550円と実に2倍以上の差があります。

また、ネットバンキングシステムの利用料もジャパンネット銀行が無料に対し、十八銀行は3,000円近くの費用が月額で発生します。

違いは何かといえば、「有人店舗」があるかどうかの違いです。

融資についても自動審査が確立しており、ますます人員が減るとみています。

今後の銀行員は外務が増えて、外回りの営業が相当数占めるのではないでしょうか。

一方で、店舗については営業時間が土日関係なく営業したり、営業時間も夜間まで延長されるなどサービスの多様化は進むことでしょう。

ますます地方経済が厳しくなったことを感じます。

今後の動きに注目です。