ビジネスにおいて大事なことは、準備がとにかく大事です20代、30代~50代、60代以降でそれぞれ違うと思います。
私は22歳で独立し、2017年現在も今と変わらず仕事をしています。
2001年の当時は、ITサービス業者は雨後の筍のように多く乱立した時代でした。10年もたたないうちに大多数が絶滅し、現在は一強多弱の時代になりました。
そんな当時、2001年4月当時に取り組み、2017年5月現在も通用することを書いてみました。
営業に必要なツール
- 名刺
- 会社概要の資料
- 携帯電話
- インターネット回線
- パソコン
- iPad
であるのは大方予想がつきます。名刺はパソコンで作る人も多くいますが、やはり仕上がりやデザインなどを考慮しても専門業者に依頼するのがおすすめです。
現在は、名刺印刷の会社に依頼して100枚、2000円の製作費で準備してもらうことも可能です。
携帯電話の契約は、格安ケータイの類もありますが、やはり安心して利用する観点から、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかで通話定額のプランに契約が必須です。
私はauがメインになっていますが、通話エリアを考えるとドコモがお勧めです。
通信については、タブレットを利用するのがベストで、SIMフリーiPadの端末がおすすめです。docomoの場合はSIMロック解除は不要です。
2年間で、分割払いをしながら端末を入手して2年経過したらmineoやOCNといったMVNO系通信会社に移行するのがベストです。ある方のブログを読みながら、モバイルルータが便利だという記事を拝見しましたが、昨今モバイルルータを利用する道義的理由が極めて低くなりました。
iPadで業務が可能であり、その大半は実を言えばメールのやり取りであるのです。
準備しておきたいこと
- ホームページ(独自ドメインを取得)
- 事業用の銀行口座
- クレジットカード(デビットカード)
- 事務用品の契約
- 運送会社の定期契約
ホームページの重要性
ホームページは、ネット銀行(ジャパンネット銀行・楽天銀行)で口座開設する場合は、必須です。もちろん、ホームページなしで開設も可能ですが、ものすごく審査が厳しくなるため、ホームページがなければ事実上開設は不可と考えていいでしょう。(個人口座であれば身分証明書があれば可)
社名選びは「ドメインが取得可能と確認してから」決めるのがコツです。
当時は、ノリでドメインを取得しており、何の脈絡もないドメイン名を長らく使用していました。その後、社名に即したドメイン名に移行し、しばらくはブランド名として出島**をつかっており、法人化の際、出島を正式社名にし現在に至ります。今月で丸2年が経過しました。
推奨する銀行口座
「ゆうちょ銀行」と「ジャパンネット銀行」と「楽天銀行」があれば、日本全国どこでもビジネスが可能です。離島が多い県内各地どこでも十分通用します。
逆にいえば、この組み合わせ以外がダメだという方がむしろ少ないと考えています。
地方在住の私ですが、仕事柄県外からの取引があり、その際の振込先に地元地銀の口座を指定する理由は残念ながらありません。
その理由は、ゆうちょ銀行はもともと全国にある金融機関、ジャパンネット銀行・楽天銀行はインターネット専業銀行です。
また入出金についても、郵便局のATMからいつでも可能なため、他の金融機関を選ぶ理由はありません。
地方銀行は県外に行くと入出金のたびに提携ATM手数料が発生し、公金の口座振替に対応していません。
都市銀行は全国に拠点がないため長崎県において「りそな銀行」と「三井住友銀行」は営業店がありません。
クレジットカード・デビットカードの準備
私が創業した2000年ごろはまだクレジットカード決済については、クレジットカード以外、選択肢がなく当時は海外や通販の支払いにおいて不便を強いりました。
しかし、2006年ごろからVISAデビットカードサービスが本格的に始まり、決済において、だいぶん柔軟になってきた印象を受けます。
デビットカードのメリットは、銀行口座から直接現金を引き落とすので販売店からみればクレジットカードと同じ扱い、利用者からみれば銀行振り込みという仕組みで動くため、非常に便利なサービスです。
クレジットカードの決済は毎月の経費処理が簡素になるため、収支が安定している場合には極めて便利です。ただし、予算が変動する場合などにおいてはデビットカードが良いなど、実情に応じて使い分けることが重要です。
現在は、ジャパンネット銀行が口座開設と同時にデビットカード決済のサービスも提供しています。他の金融機関もこぞってデビットカードサービスに対応しているため、条件面で選ぶのも一つです。
私がおすすめするポイントは
- 「年会費が無料」
- 「ICチップがあること」
- 「VISAブランド」
- 「毎月の継続支払いに使えること」
- 「入金明細」
のうち3つを満たせれば、どの会社を選んでも大きな違いはでないと考えています。
個人名義で利用するならば、スルガ銀行が上記条件をすべて満たせます。
もちろん、ジャパンネット銀行・楽天銀行も同様にデビットカード決済が可能になっているため、クレジットカードより便利です。
クレジットカードを持つならば、
- 楽天カード
- 三井住友VISA
- 三菱UFJニコスと
- JCB
がおすすめです。
提携カードは、会社の方針ですぐに利用停止になるパターンも多く、将来性に欠ける部分があります。
しかし、プロパーカード(カード会社の定番ブランド)については、カード会社がなくならない限り、存続するためプロパーカードを持つことは非常にメリットがあります。
どこの会社も同じでは?と思うかもしれませんが、今のところこの会社であれば何らかの形で存続はすると考えているからです。
これまでJCBは提携会社が少ないという声もありましたが、電子マネー決済(QUICPay)が広がってきた昨今、JCBの存在感は日に日に増えている印象をうけます。
クレジットに関しては、上記の通り審査や利用基準があります。特に、ETCカードはJCBの場合は発行手数料が無料です。
すぐには持てないかもしれませんが、ぜひ1枚は持っておきたいカードです。
事務用品の仕入れ先を確保する
事務用品は、消耗品が中心ですが、いざ注文しようとすると近所の文房具店で入手できないことが多々あります。
事務用品をアスクルなどの通販会社を契約すると末締めの翌末支払いになるなど、メリットはあります。経費処理が簡素になるなど、そのメリットは十分受けられると考えられます
月の支払にクレジットカードが利用できるため、非常に便利です。