格安通信の会社が多く、増えてきて良かったと思う一方、カスタマサービスが気になる事も多々あります。
携帯電話の料金体系が
キャリア系の定額通話+データ通信 と MVNO系の格安データ通信+従量通話
の2つの流れにほぼ進むだろうと言う印象です。
電話番号にこだわらなければ、MVNOで直接契約し、端末とカードを入手するだけで月々の利用料はわずか2~3000円です。これが、キャリア系になると最低でも7000円~10000円ですから差は歴然です。
私の場合は、通話が多いため通話端末はキャリア系で契約し、データ端末をMVNOと言う事にしました。
通話端末は iPhoneで、データ端末はiPad+モバイルルータですが、iPadで大方仕事ができるため、モバイルルータを利用する事がめっきり無くなり、本当にいるのかな?と思うようになりました。
モバイル端末に限った話ですが、世間の話題はNTTの回線卸売りによる光回線の料金体系の話に軸足が移るだろうとみています。
個人的な話ですが、回線卸売りが始まったとはいえ、最終的にはNTTの関与が無くなる訳でなく、2015年現在も併売というのが実情です。
むしろ、卸売りと言うよりも「請求を他社サービス合算」できる要件を広げたと言うのが率直な感想です。言い換えると、当社に合算すると請求がさらにお得ですよ。と言うだけで、サービスなどについては今までと何ら変わらない。
その点だけを鵜呑みにできないのが今回の事情かもしれません。
以前も取り上げた話題として、「決して安くないコラボ光」と題している事にもなりますが、ひかり電話+通信回線+ISPの3つ合計で最安値が4610円。(戸建て契約の場合)
- NTTフレッツの場合、4610円(長期割引、電話、通信回線、ISP)
- ケーブル会社の場合が、5030円(長崎の場合、電話+通信回線)
- BBIQが5200円(5年契約、ギガコース、電話1回線)
単純にこれだけをみれば、NTTフレッツがわずかに安いのです。
それよりも、現実的な料金の提案としては
- 提案1 ソフトバンクのホワイトBB+ソフトバンクケータイ+MVNOの組み合わせが5320円
- 提案2 ケーブルテレビの利用で、3100円(固定回線+モバイルの場合)
- 提案3 NTTの光回線を利用する4610円+携帯回線
どれも便利そうでちょっと不便な印象があり、定番の良さは捨てがたいものです。
金額がかさむ代わりに、万一のサービス体制が万全なキャリア契約を選ぶか、万一のときは自己責任という方が良いかは少なからず選択の余地があると思います。
目先の安いももちろん大事ですが、長期的に安いを選ぶか?あるいは便利を選ぶかは人それぞれではないか?と思う今日この頃です。