イオンデビットカードがいよいよ全国展開

イオンカードと言えば、名前の通り、ショッピングセンターのイオングループが発行元になっているクレジットカードです。

毎月、様々なキャンペーンがある様に、安くなる事?が楽しみなものです。

 

そんな中、2014年10月からイオン銀行からイオンデビットカードが発行される事になりました。

 

イオンデビットカード   暮らしのマネーサイト

aeon_debit

ただ、クレジットカードは、前払いでなく、後払いの為、どうしても月末の支払を気にしてしまう。そんなものです。

今回始まったイオンデビットカードは、基本的なサービスはイオンカードとなんら違いはないものの、デビットカードと言いつつ実際は、簡易的なクレジットカードの性質があるイオンデビットカード

主要銀行から発行されているデビットカードと比較して、イオンデビットカードの特徴をまとめてみました。

各社共通している点は

カードはVISA・高速道路の利用料金は支払い不可と言う点が上げられます。

debit_card

銀行名 発行形態 年会費 発行条件年齢 立替保証 月額課金 ガソリンスタンド ICチップ CIC登録 有効期限
イオン銀行
分離型 無料 18歳以上
(クレジットカードと同様の審査あり)
あり 可能 可能 あり あり 6年
ジャパンネット銀行
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一体型 無料 15歳以上 なし 可能 可能 なし なし 10年
スルガ銀行
suruga_debit
一体型 無料 15歳以上
(銀行口座開設条件に準じる)
なし 可能 可能 あり なし 5年
楽天銀行
rakuten_debit
一体型 有料 16歳以上(銀行口座開設条件に準じる) なし 可能 条件あり あり なし 5年

発行している中でイオン銀行だけが、唯一CIC登録(信用機関)へ審査をかけています。

これは、他社と大きく違い、イオン銀行のみ10万円を限度に支払を立て替える制度を作っています。

裏を返せば、毎月2日までに支払を完了させれば、10万円を限度額にした1回払い専用クレジットカードと何ら変わりなく、この点についてはイオン銀行側も認識している点です。月額利用料も決済出来る事を見れば、ほぼ同じ事が言えるでしょう。

近々、スピードパスの申し込みが可能かどうかの検証もしたいので、時間をみてこのあたりもリサーチしてみようと思います。(QUICPayつきのスピードパスプラスは発行は無理なので

 

そのため、イオン銀行のデビットカードは他のデビットカードと違い、支払に関する与信調査が入る事になっているのも大きな特徴と言えます。

 

この使い道が本当に適切かどうかは議論の余地があり、本来の「デビットカード=CIC調査が入らない」という部分はイオン銀行の取扱で大きく変わったと思います。

私もこの点だけみれば、正直納得は出来ず、CIC登録が悪いのではなく、与信額を10万でなく1万円までにするとか、あるいは不要にして良いとか様々な制度設計が可能と思うからです。

 

私の場合は、今回の件がどのように影響するかはまだわからず、イオンデビットを申し込むくらいなら、最初からイオンカードを申し込む方が良いのではないか?

と思ったのは言うまでもありません。

 

イオンカードに関しても、同様な印象を持ち、銀行口座と一体型になっているイオンセレクトカードも正直なところ当面の課題になりそうです。

 

この話の伏線はあり、

現時点で所有しているカードが

  • 1 VISA
  • 2 JCB
  • 3 Master

と3つのカードブランドがすでにあり、支払もすべて同じ銀行から引き落とししている状況です。

その中に、イオンカードをくわえる?とこの口座分だけ支払が分離してしまう事になる点も経済性が悪い理由になってしまうからです。

だからといって、イオン口座にまとめる訳にもいかず。

 

近所で割り引きキャンペーンがある時だけ利用するのが良いのか、はたまたやっぱりイオンは駄目だこりゃとして見切るかは少し様子をみるしかなさそうです。