年末からの繁忙期も少し落ち着き、目立った電話も無く朝から届く荷物を心待ちにしていた私。
時計の針はすでに10時を過ぎているのですが、いっこうに荷物が届く気配が無い。
困ったモノだ。
おそるおそる荷物の配送状況を調べてみた。
あーあーやっぱり(涙目)
昨年もちょうどこんな忙しい時期にあっただけに笑えるはずもなく・・・・
→過去ログ
当然お怒りの私。
ヤマトに荷物の状況を質した後、依頼主(発送元)へ荷物の状況について確認を取ったところ、
「えっ?どうしたんですか?まさか・・・」
と言うまさに、予想通りの展開。
こういったトラブルは通年行事で、昨年も同じ様に荷物を検品した後、再送させた一件が・・・相当続き、少し落ち着いたかと思ったところにこの有様。
過去にも起きた痛い事件の当事者となる商品たちは奇しくも同じもので、なぜこのタイミングで発生するのか妙な巡り合わせとしか言いようがありません。
内容として、毎年のようにあると言われればそれまでですが、梱包破損率がヤマトだけ目立って高いとは私には到底思えません。
なぜならば、梱包破損の容認率というものがあり、程度分けとして言えば
- 軽度:梱包時点で軽度(ひっかき傷等)の損傷があるかどうか確認できる状況
- 中度:輸送中の過程で梱包材が崩れて被害を受けた時→商品には影響があるとは言えない状況
- 重度:梱包材が破損し、内容物が開梱せずに確認できる状況
たぶん現状有姿を確認していないので、これまでの経験則で言えば、中度のものだと類推されます。
輸送上の破損は、軽度はもとより中度の場合までは、梱包状況にもよりますが破損はほぼ考えにくく、重度にならない限りは問題は無い。
と言う判断をしています。
もっとも、ヤマトで届く荷物のほとんどが、重量物よりも梱包が大きい軽量物が多く、梱包材の破損率が高いのは確かです。
佐川で送られてくる荷物は、比較的重量物になっている傾向も加味すると、梱包材自体が丈夫で輸送過程で破損する割合は低い。
と言うのも考慮しなければいけない事情かもしれません。
結局、商品は再送する結果になり、私はもとより出荷元には相当ひどい目に遭った訳です。
今回の商品が客注品であれば、現品確認して対応という事もありましたが、私物だった事もあり代品発送で決着しました。
こういうことが起きる度に、担当者らが謝罪に訪問したいというのですが、正直なところ謝罪しても変わる訳じゃなく、きちんと仕事をすれば良い。
と言ってます。
まぁ、以前は今すぐ来いと言う事も多々ありましたが、最近クチ酸っぱく言うのは
「人間なんだから失敗はする。失敗した後の対策をしっかり考えて欲しい。」
と言います。
補足すると、
「仕事の失敗はすでに織り込み済みで、私だって失敗したり迷惑をかけたりする。だから珍しい話ではない。」
「失敗した後、誰がどこに連絡するのが適切か良く考えてほしい。」
この点に尽きるわけです。
こういう物流の関係では、事故が発生したら配達先よりも出荷元に一刻も早く事実を伝える事が急務と言えます。
今回の様に、出荷元より配達先が事故の事実をしり、配達先(今回は私)より出荷元(販売店)へ連絡されてしまえば、運送会社としての信頼はがた落ちになりかねないのです。
事故発生のペースで見た限りでは、各社それなりに事故は起きているはずですし、私だけが突出して発生しているとは到底思えません。
ただ、リードタイム(調達期間)で仕事する私に関していえば、到着時の事故は即信用問題に関わるため、状況によっては代品手配するなどの事もあるのです。
痛切にこういった事故が無い事を願うばかりです。