光回線の混雑率を考える

我が家はインターネットを光からADSLに切り替えた一人ですが、実際に光回線のメリットはどこにあるのか?改めて考えてみました。

この話題自体は、通年で取り上げていますが特に利用上の感覚が速いか遅いかの点について様々な事情を考慮する必要がありそうです。

通信速度の問題は実際のところ回線速度に依存する事は無く、むしろアクセスしているコンテンツに依存している事はあまり知られていません。

 

ヤフーなどのニュースで大ヒットしたホームページのアクセスについてですが、私の会社で管理をしているある団体のサーバのアクセス数は、ヤフーのトップで紹介されただけで、平日の100倍以上のアクセスがありました。

そこまでアクセスが伸びてようやく、アクセスしづらい状況になっているようです。

 

それから考慮しても、光回線が遅いから増設をするべきかと言う問いには実際のところNoかもしれません。

 

インターネット回線の混雑と電気料金の関係は実に似ています。

 

インターネット回線の利用料は基本的に月々定額が基本で、どの時間帯利用しても料金に差はありません。

しかし、電気料金と違いインターネットの場合は、データの処理性能に依存する部分があり、データが大量に流れ込むと、そのデータを処理するルータ性能が大きく問われ、安価なルータを設置していたらかえって処理速度が低下し、最悪はルータがダウンする事も十分考えられます。

 

インターネット回線のピークは午後9時から午前1時の間です。

これは、ホスティングのピークタイムに比例します。

load_avg

 

この画像は、私の会社のサーバアクセスの負荷を表したもので、夜間から深夜にかけてアクセスの負荷が高まる一方で、早朝や夕方になるとアクセスの負荷が落ちているのがわかります。

インターネット回線の増強をどのポイントで行うか?と言えば、このピーク時にあわせたところが多く、実際の平均値をとるとずっとアクセスの負荷が高い訳ではないのです。

アクセスの負荷がずっと高い状態であれば、分散して負荷率を半分にする方法もありますが、現実は50%ずつに分かれる訳でなく、どちらかに偏ってしまう。

そのため、必ずしも予定調和になるとは言えず利用者が工夫するしか対策はありません。

 

光回線のメリットとADSLのデメリットは、速度が違う事を強調されますが、実際は必要とする速度は5MBpsでればほぼ充足しており、この状況はここ数年変わっていません。

ISDNの頃の64kからADSLの1.5Mになった時の快適さはかなり体感速度でわかりましたが、

ADSLから光の速度に関しては、場所によっては全く実感できない事があるのもまた事実かもしれません。

 

私のところが、ADSLに変えた理由は、単純にコストの問題が挙げられますが、もう一つはIP電話のサービスが光になると、ほぼ無くなり、ADSLを使わないと無料通話が無いと言う笑えない事情もあります。

 

安い上に無料通話があるADSLと、高い上に無料通話が無い光では本末転倒に思えてしかた無いのです。

 

ただ光の場合は、回線速度が上り・下りともに安定した速度が出るし、距離も基本的に極端な事が無い限り、落ちる事はありません。

ADSLに切り替えてそろそろ1年が経ちますが、残念な事に不自由を感じませんでした。

安い事だけが強調されるのは私にとってみれば、不本意ですが無難に使うなら光、多少冒険して遅いのも織り込み済みだと言うチャレンジャーならADSLもありでは無いでしょうか?

 

光回線の契約がいつの間にか携帯電話と同じく、長期契約を前提としたトンデモ契約になっています。

さらに最低利用期間設定は無く、2年ごとの自動更新契約ですからユーザ視点から見てあきれてものが言えません。

 

ADSLの契約が良いのは、すでに光=2年契約で進んでいる一方、ADSLが今まで通りの最低利用期間無しの割引もほとんど無し。と言うところは、利用形態を選びやすく、メリットは大きいと考えます。

 

光回線のコストがADSLより大幅に下がってきており、下手すればADSLを引くより光の方が安くなる時代がもうすぐ来るかもしれません。

そのときは、ひょっとしたら改めて光回線を引く時がくると思います。

そのとき契約条件がどうなるかが注目するところになると思います。

 

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