正しい日本語を知ってますか?
と言わんばかりの日本語の間違った使い方。
私も時々「えっ?」と絶句したり気づかず使っている、現代日本語のお話。
事例1:「ヤバイ」
特によく言われるのが「ヤバイ」
ヤバイとは元々「危険=ヤバイ」だったのが、いつの間にか「ヤバイ=ものすごい」の意味で使っている。
この点だけ見れば、解釈の違い程度で今後も増えてくると思う。
逆に言えば、「ヤバイ」の言い方もそれなりに工夫次第。
あまり目くじら立てなくて良さそうだ。
事例2:「インフォメーション」
それよりももっと気になるのが、明らかな誤植の事例、特に多いのが
「インフォメーション(Information)」と「定休日」の2つ。
インフォメーションは、単純に綴りを「Infomation」としている。いわゆるRが抜けている事に気づきにくい。
原因は解釈の違い。
「info-mation」と「in-for-mation」の違いと思われる。
日本語的に見れば明らかに前者だが、英文の組み立てから行けば後者もあり得ると推測。この点がRが抜けてしまう痛い現実をさらす。
※もちろん、私も間違ってないとは到底思わない。だから慎重になるべきだと・・。
それよりももっと多いのが、「定休日とすべきところが、店休日(てんきゅうび)」とするケース。
企業の大小問わず、日本語変換では一発で表示されない。それでも無理矢理に変換して文字を起こすケースは後を絶たない。
正しくは「定休日」としたいと思うが、それ以外では「休店日および休館日ないし休業日」
しかし、未だかつて「休店日」と書いている看板を見たことが無い。
世間一般では、休店日と書くのは「間違い」と言う風潮すらあるように思う。
ほかにも「雰囲気」を「ふいんき」と読んでしまったり、「体育館」を「たいくかん」と読んだり、なかなか言いづらいんだが、間違いであるのをわかって使うのが大事。
最後に・・・
これは、本当些細な事に思うかもしれません。
この些細な事に気づかないと、校正作業をするのはきわめて困難を極めます。
これまで多くの印刷物の誤植を指摘してきました。
もっともひどいものになれば、間違い電話が無いようにと念押ししている用紙自体が「間違っている」ケースもありました。
おおくす、おすすめの日本語変換ソフト
日本語変換システムのATOK(ジャストシステム)
文字を書くのは、非常に難しいのですが、誤解を招かない書き方は無味乾燥な文章になるのは至極ごもっともです。
完全に誤植を防げるとは限りませんが、非常に便利です。
多少誤植・誤表現のある方がウェットに富んで良いかもしれません。
私は、そういったものを認めるつもりは毛頭無く、今後もこっそり指摘する考えです。
それ以上に言葉の使い方、表現技法は一つずつ身につけようと思います。