親和銀行とPay-EasyとATM

昨秋から、ATMにPay-Easy(ペイジー)のマークが表示され、機会あれば利用しようと考えていた私ですが、ようやくその機会に恵まれ?早速ATMで手続きをしてみる。
ちょうど時間が午後3時前で、ペイジーの番号を入力するのだが・・・。なぜかエラー
へっ?
今まで、さも当たり前にできていたにもかかわらずだ。
理由がわからず時間だけが過ぎてしまい、結論が出ず、何度も繰り返すのも気が引けたのでいったん、ATMの店舗を違う場所で試してみることにした。
そこでもう一度チャレンジしたが、やはりダメでATMからレシートが出てきたのでひとまず持ち帰り、事務所に戻ってから電話をする。
ATMセンタと書いてある番号0120-665-404の番号へかけてみると
「カード紛失センタ」という。
なんだろう?と思い、ATMのペイジーについて尋ねると
担当「いやそんなもんしらん。銀行で聞きなさい」の一点張り。
私「んぢゃそこは親和銀行じゃないん?」と質すと
担当「ここは紛失センターです。」
私「なんという会社なのか?」と付け加えると
担当「そういうことはお答えできません。と担当のつれない返事」
※ATMのサポートは日本ATM社へ委託していると言う。(親和銀行事務IT部より)
(自社の名称を明かす事ができないのは、NTT西日本の時にあったCRTMのケースで立証済みである)
こんなことで約1時間押し問答している上で、親和銀行の営業店へ連絡する
そこで細かい話を加え説明してそれから連絡が入る。
営業店からの折り返しと入れ違いに本店の事務統括部から連絡が入る。
詳細の説明を聞くと
「ペイジーが使える様になりましたが、すべてが対応していません。」
との事。
今回、私が試みた「KDDI(auも含む)」はどうやら対象外らしく、郵便局のATMで対応はしているが、親和銀行のATMやネットバンキングは未対応との事。
なんじゃそりゃ?
結論からすると
「ペイジー=どこでも利用できるわけじゃない」
と言うあまりにふざけた結論にただただ口がふさがりません。
もっとも、KDDIの場合は、コンビニ収納の場合は払込用紙の種類により「有料」となるケースがあります。
私は、有料・無料にかかわらず通帳に記帳をする目的でペイジーが使える場合は極力コンビニでなく、ペイジーを使う様にしているのはそのためです。
現実問題、全国には郵便局のATMはありますが、コンビニは存在しません。
コンビニで支払ができない場合は、銀行振込となるパターンもありその点、手間や振込手数料を考えると、ペイジーが便利なのは周知の事実です。
私が住んでいる深堀町はそういった面で、生活の利便性が高く、コンビニ・銀行・郵便局・ショッピングセンター・TSUTAYAに加え、市の出先機関(支所)があり生活に不自由する事はありません。
ペイジー自体、認知度がまだまだ低く、クレジットカードなどに比べマイナーであるのは事実です。
親和銀行自体も新たなサービスの取り組みという点では、◎ですが、今回の様な点を営業店レベルでわかるはずも無く、結局本部へ確認し理由を調べるしか術は無く、即答できなかった事がすべてを物語っていると私は思います。
地元地銀の十八銀行とどうしても比較される親和銀行ですが、サービスや取り組みを見る限りでは、明らかに親和銀行がすべてにおいて先行しており(コンビニATM事業も親和銀行が先行して提携し、十八銀行はここ1~2年の事です)、第2地銀の長崎銀行もこのたびセブンATMで対応となった点で見れば、10年以上前から先行して取り組んでいた点は先見性があったはずです。
ただ、逆にこういった問題に直面した際、果たしてどこまで対応可能なのか?
銀行の体質もあると思いますが、営業店が中心だと言っても理解に苦しむわけです。
<結論>
 ペイジーで払うなら「ゆうちょ銀行」
 ゆうちょ銀行の口座は「ネットバンキング」とセットで契約するべき。
 親和銀行ATMにある「ペイジー」はあくまでも「形式的な対応」に過ぎず、正式対応にはほど遠い。
 それ以外の銀行でペイジー対応だからといって「利用」できる事はない。

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