ビジネスは相手を喜ばせること、ただ騙してはいけない

最近、私の頭の中に浮かぶフレーズが

「ビジネスは相手を喜ばせることであるが、騙してはいけない」

ということです。

私の会社に来るお客様のほとんどが「怒り」「不安」「不信」というところからあります。

なぜこう言う方々が多いのか、これは専門職である、医療機関にもおそらく通ずることではないかと思います。

そのため、「期待」「希望」「興奮(エキサイティング)」というフレーズはなく、同じ興奮であっても「怒り(アングリー)」であることには変わりなく、この部分は非常に難しいところです。

私が、なぜこのテーマを触れたかと言えば、先ほど「ラジオ出演」に関するメールを読みました。

ふむふむ、面白そうだな

と思ったのもつかの間、「費用はご負担いただきます」

はっ?

取材・出演してほしいけど、お金を出せってというのは、あまりにも相手を馬鹿にしていないか?世のドキュメンタリーなどの番組出演者はお金を払って取材を受けているのか?ということになります。

つまり、自分の会社を広告費を使って宣伝しませんか?

というが、その必要性があるの?本当に取材をしたいなら、相手に費用負担をさせるの?という訳です。

事実、ファクトチェックという「真偽を判断する団体」は一般社団法人格で運営しているが、すべて自前で運営費を賄っているという。

そう考えたときに、誰かわからない人と対談したところでなんの効果を出すのかは全くわからないし、そんなことをやりたいんだったら訳のわからないテンプレトークとして

この書き出しを見たときに、「こりゃ駄目だ」と思ったのは

どこにでもテンプレートを投げて出すわけであって、本当に読んでいればこんなことをかけるはずがない。ということになるのです。

お問い合わせフォームからメールを送ること自体に違法性もなにもありませんが、私にとってみれば、こう言うビジネスのやり方があるんだなと思うのです。

今日の話に少し戻しましょう。

少しでも「宣伝したい」知名度を上げたいという企業につけいったところで、このお話につながります。

こう言う機会を作ったので、貴社もどうですか?

というアプローチに間違いはありません。

ここまでは、、、、のお話です。

しかし、この後の「費用は負担してね」というのは、自分が地元ラジオ局にCMをだす方がよほど宣伝効果は高いし、認知度も上がります。

このような、意味不明なメールにどれだけの効果があるのかは不思議です。

実際、スポンサー料を出すことができても、意味不明なところに出してしまうと、第二第三の営業が続きます。(経験済み)

このようなことから、「ビジネスは喜ばせることは大事だが、騙してはいけない」

つくづく思いました。