Appleの発表会は秋の風物詩というか、すでに恒例行事になって真夜中の発表会をベッドの中にはいってiPadで見ていました。
途中寝落ちしながら、iPhoneXの話題のところで目が覚めて、その間のApple WatchやApple TVの話題はスコーんと見落として後から見るというオチ。
iPhone7のデザインがiPhone6とデザイン面で差がなく、iPhone7から搭載された電子マネー機能が画期的だった一方、iPhone8において充電機能の多様化と若干のデザインの仕様変更を除けば、CPUが高性能になっている事は当然としつつ、買い換えるという購買意欲は沸きませんでした。
今回Apple Watchが新たな機能とともに始まった事は、これまでApple WatchがiPhoneのおまけであって、iPhoneがなければ意味がないセットのようなものでした。
今回のモデルはApple WatchにeSIM(狭義のSIM)が搭載される事で通信ができる様になった点と、通話ができる(つまり電話番号を両方保有でき、端末は同時に利用する必要がない)点からApple Watch が新しい電話機として使える事を意味します。
このサービスが展開されるのが、ドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社のみで、他のMVNOで利用できるという情報は今のところ見つけきれず、結果的に格安ケータイではフルに性能を発揮出来ないと言う(2017/9/15現在)
今後、この辺りについてもMVNO向けに対応する可能性はありますが、いずれにしても現時点においては対応は不可と考える方が賢明です。
月額オプション料金(税別)
会社 | サービス名 | 料金(税別) |
ドコモ | ワンナンバーサービス | 500円 |
KDDI(au) | ナンバーシェア | 350円 |
ソフトバンク | Apple Watch モバイル通信サービス |
350円 |
各社新規契約の段階では、月額料金は何れも無料で展開する予定となっており、無料のまま展開するかどうかはまだハッキリしていません。
※テザリングのオプション料金はいつのまにか形骸化してしまい、有料で請求された事例が見つかりませんでした。
これまでの持論として、iPadは格安SIMを使う事も選択肢として十分検討する余地はあると申し上げました。
しかし、iPhoneについては格安SIMで利用するか判断が分かれると考えておりました。その理由は、通話定額やLINEの年齢認証などといったサービスレベルが格安SIMにおいては省略されており、今回のApple Watchの登場で、改めて主要キャリアとMVNO事業者の差を見せつけられた様に感じます。
一方で、iPhoneの契約を最小限に留めてApple WatchとiPadを持ち歩くという事も今後考えられると思います。
私自身は、通話のたびにiPhoneを探して利用していましたが今後はカバンに仕舞ったままで必要な時だけ開いて見るという事になると思います。
発売が楽しみになりました。