携帯電話の料金が昨年から劇的に変化し、その変動はとどまるところを知らず、楽天モバイルが0円を廃止して再び携帯電話会社の加入争奪戦が始まったように思います。
いわゆる「0円契約」とMNP砲(いわゆる乗り換えの契約のスラング)の2つが楽天モバイルだったこともあり、再び「特典狙い」の楽天モバイルからの移動が激化するのではないかとみています。
その中で
「LINEMO(ソフトバンク系)」
「povo(KDDI au系)」
「IIJMIO(独立系・ドコモ&KDDIのMVNO)」
が加入者を伸ばしている報道が出ています。
実際に、楽天モバイルがあまり使えないという結論を出すには少し時期尚早な印象も受けるだけに、今回の動きをみると「本当に楽天の安さ・サービス力」で選んだのではなく、楽天ポイントと月額0円の契約ができるというただそれだけの動機があったのかなと思います。
情報の中における、楽天モバイルの位置づけはMNO(メインキャリア)であることはあまり触れられておらず、どちらかと言えば「月額0円」の方だけがクローズアップされているように感じてなりません。
今回楽天モバイルの大きな成果といえば「アップルと正式契約」してiPhoneの端末販売が始まったこととApple Watchが取扱開始になったことにつきます。
特に、携帯電話を持たずとして通話ができるナンバーシェア(番号共有化)のサービスが提供され、これまでドコモ・KDDI・ソフトバンクのみのサービスだったところに楽天が可能になったことは極めて大きな特徴といえるのではないかと思います。
もちろん、これはApple固有のサービスに近く、Apple Watchを持たないユーザーにはあまり縁のない話です。
ただ、これが理由でドコモやKDDI(au)およびソフトバンクを利用しているユーザーは一定数存在することは事実で、私もそのうちの一人です。
ただ、私の場合は通話定額のオプションも契約していることから、どうしてもドコモなどの主要キャリア契約から外れることはやりづらく、二の足を踏んでいることもまた事実です。
今後の携帯電話利用のターゲットは
1 メインキャリアの契約(例 ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)
2 セカンドキャリアの契約(例 Y!mobile・UQ mobileなど)
3 その他会社(例 iijmio ・OCN ・mineo など)
この中でもフルサービスを考えているなら1である当たり前は今後も変わりません。
2については、携帯電話に関する知識がありショップやコールセンターへ問い合わせせずとも自己解決できる人です。
3は非常に難しく、すべてがセルフサービス(完全自己解決型)になることから、一気にハードルが上がります。
1と2については、支払い方法も豊富で振込・引落・クレジットが選べます。
3についてはクレジットカード決済が原則となることから選べる法王が限られることから、かなりハードルの高いことを覚悟しなければいけません。
年齢も20歳以上を条件としており、なおかつ「クレジットカード」決済を必須とすることが格安である故に「コストがかかる回収業務の簡素化」が当然あるのです。
格安携帯を利用という流れは「利用者へのハードルの高さ」と「カスタマサポートの簡素化」が実現しており、この部分が何よりも重要な要素であることは紛れもない事実です。
私の会社における携帯電話の利用は
- メインキャリア
- セカンドキャリア
- その他の会社
それぞれ契約して合計で10回線ほどになります。
その用途の中で回線を占めているのが「非通話型の回線契約」です。
非通話型というのは「データ通信」をはじめとしたもので契約方法も端末によって契約会社も変更。