携帯電話の渡り鳥契約は果たして吉か?~乗換とMVNOを比較する

さて、かねてから言われていた「携帯電話」の契約は一カ所で長く使うのと、2年ごとに乗り換えるのはどちらがトクか?

と言う話題は記憶に新しく、私は一カ所で長く使う方がトクだと考える方です。

如何せん、そういう考え方をしている一方で、MVNOの様な格安通信事業者も併用している私ですが、一般ユーザと私の場合の料金構成を比較してみましょう。

※MVNO=仮想移動体通信事業者の意。この内容においては、事実上の格安通信会社である事から本来の意味とは違う使い方をしています。予めご了承ください。

 

世間一般の通信環境構成は

  • 1 携帯電話
  • 2 固定通信網

の2つで構成され、この料金でどのくらいかかるか?が一つのポイントと言われています。

 

一般的な携帯電話料金はスマートフォンを利用することから、6934円(税別・通話料別)、税込みで約7488円です。

昨年から始まった通話定額プランにおける料金は、6500円(税別・0570等通話料別)、税込みで7020円とこちらも結構な料金であるのは確かです。

これらをMVNOに置き換えると月額1600円(税別・通話料別)、税込み1728円で利用出来る事から、従来の料金プランとの比較で、5760円の差が出る計算です。

つまり、通話料別のパケット7GBコースであれば、MVNOに今すぐ乗り換えても2ヶ月目で元は十分取ります。

もし、携帯が対応してないとしても、キャリアフリーのiPhoneを購入するにしろ、海外製端末を購入しても、半年~1年の間に元を取る計算になる上、2年目からはそういった料金における差が無いのも事実です。

 

MVNOの中で選ぶなら何処がお得か?と考えた時、単独利用ならばBiglobe、複数台を検討するならOCNです。

 

通話料が高いと言う問題も、実際のところ約5000円分の通話料=125分(1分40円で試算)で考えると、一ヶ月に2時間も通話しない人なら、MVNOを利用して影響はありません。

特定のサービス(年齢認証サービス)が受けられない事を除けば、後のサービスはなんら影響ないと思います。

ただ、こちらも今後改善されていく見通しですので、ますますMVNOで利用するデメリットにはつながらないと考えています。

 

通話料の問題以外については、若干の制約として、通信プロバイダのドメインが何処を使うか(ネットワーク経由)において、これまで自動的に携帯会社と判定されていたのが、Wi-Fi経由と誤認される可能性は十分あります。

裏付け根拠として、私の会社で運営しているポータルサイトの判定材料に、ドコモならspmode、auならau-net、ソフトバンクならpandaworld等と言うドメインを一つのキーにして判定していたものが通用しなくなる意味になります。

 

通話は殆どしないが、着信程度の連絡に使いたいならMVNOの活用は多いにありです。

私がMVNOに感心を持ち、スマホ定額のコースに不満だった理由は、毎月の通信量が平均1~2GB程度しか利用しておらず、下手すると1GBも使ってなかった事がそもそもの理由です。

 

>キャリア契約がメリットになるケース

  • 専用コンテンツ(例:d**サービス、おサイフケータイ、DCMX等)
  • 通話定額
  • 家族割引
  • 固定回線との割引
  • キャリアメール(docomo.ne.jp)

>格安通信会社(MVNO)がメリットになるケース

  • 月額のランニングコスト
  • 固定回線との割引
  • キャリアメール(ocn.ne.jp等)

などがあるでしょう。

どちらにおいても、差はさほど見受けられず、これまでがデータ通信専用の展開が基本だったところに通話サービスも始まった事で、仁義なき乗換合戦に加わった印象を受けます。

 

これで、料金体系として

 

格安通信会社(MVNO)

OCN モバイル ONEはデータ通信専用なら900円 税込972円 から、音声通話対応は 1,600円(税込1,728円)から!   NTTコムストア [個人向け

1600円~

ワイモバイル

ワイモバイルからおトクな音声付きSIM登場! |Y!mobile (1)

3980円~

主要キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)

スマートフォン・携帯電話   au

6500円~

 

と3つの分類になり、ワイモバイルはソフトバンク傘下の会社ですから、事実上のローエンドサービス事業者の位置づけです。

auに関しては、KDDI子会社のUQモバイル(KDDIバリューイネイブラー)を設立し、格安通信会社と同じ内容で展開しました。

KDDIに関しては、microSIMしか提供しないため、Apple製品は一切利用出来ない状況です。

(Apple製品は原則nanoSIMであり、microSIMの場合はサイズが違うため利用不可)

そうなると、KDDI系、ソフトバンク系はMVNOは形式上行っているものの、除外という考えでよさそうです。

 

通話のみで考えたら、主要キャリアで契約する事が得策であり、格安通信会社が1600円である一方、ドコモが743円から利用出来る事を考えるとこの時点で差はあります。

通話料金のバリエーションが多い、auなら743円~2500円の間で選べる上、定額プランも当然可能です。

 

つまり、このような事情からも渡り鳥契約で2年間無料などの施策に乗り契約してもあまりメリットはない。と考えます。

解約や乗換の際に必要な諸費用は、最低15000円~はかかる上、この費用を踏み倒すと今後どの会社との契約も出来ません。

さらに、短期契約と解約を繰り返すと契約の審査で却下される事もわかっています。

 

私が考える携帯の持ち方(1台しか使わない前提の考え方として)

通話を主体に考えるなら、月々6500円から利用する「キャリア契約」

データ通信+通話と考えるなら、月々1600円から利用出来る「MVNO契約」

MVNO契約の真価を発揮するのは2台目の運用。

500円から契約できる会社もあり、大変便利です。個人的には、500円で低速契約をするくらいなら1000円で高速契約の方がずっとましです。

 

私の場合は、モバイルルータとiPadにそれぞれMVNOのSIMを取り付けています。

月額1550円ですから金額面から見てもお手軽です。

 

 

 

<結論>

1 携帯電話の渡り鳥契約をするくらいなら、そのまま使い続ける方が良い
→月額の割引や各種特典の優先権が得られる

2 複数使うなら2台目はMVNOで利用
→2台目の利用が900円から

3 着信目的で使うならMVNOで契約だと月額1600円から
→スマホが1600円から利用できる

4 通話だけならキャリア契約が月額1000円。
→契約するならドコモが吉

 

まずは、毎月どれだけ払っているか?を正確に知ることが、何より大事な事かもしれません。

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