クレジットカードを選ぶ基準と考え方

クレジットカードは確かに便利です

 

ただ、使い道を間違えるとこれほど意味の無いものは無く、それほど相手を選ぶものといえるからです。

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クレジットカードを持つ意義とは何か?

クレジット=信用

 

ですから、それなりの計画性が求められます。計画性が無い人がクレジットカードを持つ事は後々の事に影響するので、持つ事を考えるより持てない事が良いともいえるからです。

 

クレジットカードを使う意義

 

  • 1 継続課金のサービスを利用するため
  • 2 高速道路の通行料金を支払うため
  • 3 ポイント還元で換金性が高い

があげられます。

継続課金のサービスとは何か?

代表的なサービスは水道光熱費です。

私のところでは、電気・水道・電話はすべてカードで決済にしました。

今まで口座振替で支払っており、公共料金等だけで約10万円近く支払っています。

これをクレジットカードに置き換えるだけでたとえば、楽天カードならば100円単位で1%の還元ですから約1000円。年間で12000円のポイントとして還元される仕組みです。

しかし、100円未満の金額はすべて切り捨てられるので、198円の場合は1ポイントとなるため、実際の還元率は0.7%程度と考える方が自然です。

中には、利用料金の累計で算出する会社もあるため一概にどこが良いとはいえません。

ポイントは、最初から「アテにしない」考え方の方がしっくりきますし、ポイントありきだと無駄遣いの元なのです。

 

クレジットカードで置き換える事にふさわしい事は

「通常の支払い」以上の利用をしない。

 

さて、私が選ぶカードの基準は

  • 「年間費」が無料
  • 「締め」が末日
  • 「支払い」がネット銀行も選べる事
  • ポイント還元単位が100円以下で1%以上保証している
  • 「リボ」専用で無い会社
  • 「キャッシング」の有無を選べる会社

この3つにテーマを絞って考えて見ました。

限度額は通常に利用する範囲で考えると30万円あれば十分です。

30万円の根拠自体は曖昧に感じますが、毎月10万円以内の利用ならばカードの与信枠は平均2ヶ月分を使うのが基本のため、一ヶ月10万円の利用なら最低20万円は必要です。

しかし、10万円超える可能性もあるので余裕をみて30万円あれば足りる算段です。




逆に毎月10万円以上使っているなら10万円以下に抑えるにはどうしたら良いか検討するのも一つの手です。

 

こういった使い方をクレジットでして、実はこれと別で使うならオススメするのが

「au wallet」や「スルガ銀行VISAデビット」の2つです。

 

事情があって、クレジットカードが持てない方は多い訳です。クレジットを使っていても、私自身も普段はau walletがメインです。

還元率は200円1ポイントですから、普段のクレジットカードに比べ還元率はいまいちです。

スルガ銀行に至っては年間利用額の0.2%ですから、100万円使って2000円の還元です。楽天カードの1%よりは若干少ないですが、金額に無駄が無いのでオススメです。

 

スルガ銀行をオススメする最大の理由は「ATMが平日なら入出金無料」である事。

あくまでも銀行なので、「預貯金の預け入れ」ができるから口座振替も可能。

さらには、VISAカードの継続課金決済に対応しているので、口座振替を選ぶよりスピーディに支払いが可能なところも、魅力です。オプションで家族カードの発行もできる点は非常に便利です。

クレジットカードを申し込む時、「キャッシング」があると便利だと言います。

キャッシングは海外で現地通貨として下ろすとき役に立つ話ですが、この点もクレジットカードが今まで有利に働いていた部分です。現在は、スルガVISAデビットカードがその役割を担う事ができるため、海外であっても預金からダイレクトに下ろすことが可能です。(もちろん手数料は別途かかります)

ただ、キャッシングで借りるのに比べ低い条件ですので(VISAデビット3%・クレジットカード18%)、わざわざクレジットカードの限度額を下げるようなキャッシングをつける必要性は無いと思うからです。

 

カード破産は一番困る

カード散財が原因で破産などのトラブルがあると確実に10年間は新規にカードを持てないあるいは生涯発行もされない状況になります。

こういう状況から、デビットカードの利用が注目されています。

 

私の場合は、日用品や食料品はスルガvisaデビットに預けて、残高が少なくなったら積み増す方法をとっています。

クレジットに関しては、前月末でどれくらい利用したかの数字を元に積立て月末に支払うと言う流れです。

 

デビットを使う最大の目的は「無駄遣いを減らす予防線」を張る事にあります。

 

金銭感覚をつかむ上でデビットは「あといくら使える」という事で本当の意味の「お財布=ウォレット」であるのです。

無駄遣いはだめだが、使えないように制限をかける事は大事です。

 

ちまたでは、楽天カードがだめだとか言う話を聞きますが、カードの限度額や利用速報がリアルタイムで届く事は大変便利だと思います。

楽天ショッピング専用で使うケースももちろんありますが、一番の魅力はなんと言っても「年会費が無料」である事。ETCカードは条件付きで無料ですが、ETCを使わなければ別に良いだけです。

 

電子マネーのオートチャージは金銭感覚を鈍らせる

これも怖い話ですが、最近は電子マネー機能がついたクレジットカードが増えてきました。

電子マネーのサービスも「ポストペイ(後払い)」と「チャージ(前払い)」があり、iDやQUICPayは使った分だけのいわゆるカード決済を簡素化したイメージがありますがいずれも、手軽に決済できるところに金銭感覚を麻痺させる気がしてなりません。オートチャージ機能はそういった点から、便利ではあるが湯水のように使えるのはいかほどかと思うのです。

同じオートチャージでも、イオン銀行のWAONつきキャッシュカードはオートチャージではあるが、銀行口座からリアルタイムにチャージするため、口座に残高が無ければ当然利用はできません。

 

いずれにしても「後払いに自信」がない方には、クレジットカードは向かない。デビットカードが一番便利で安心安全と言うことです。

高額商品を利用するからこそ、デビットカードの利用は特に重要な要素になるかもしれません。