前回の記事で8月いっぱいでホワイトプランの受付が終了すると大騒ぎになったのが、いつの間にか11月まで延長。
この延長の背景は、終了するアナウンスがされずにだまし討ち的に記載していた事が原因とおもいます。
とはいえ、キャンペーンのほとんどが新料金プランへの移行を促す事が中心になっており、こういったキャンペーンの動きがあまりにもむなしく見えるのです。
今日になって変わっていた記事は下記の通り ↓
MVNOの会社が月額1600円からパケット+通話のプランを始め、その上でほぼ同条件で計算しても、5000円以上の差が出てしまう現実をまだ注視できない現実があります。新型iPhoneが70000円前後で販売されると予想されていますが、これを24回で分割するとおよそ3000円。
MVNOのキャリアの契約で計算しても約5000円でおつりが来る計算。
これだけが今回の目玉といえず、主要キャリア側の動きは、「付加価値」に力を入れ始めた事があげられ、解約引き留め策に注力しているのがわかります。
一方、ドコモだけが付加価値でなく回線と料金の2本立てで一気に仕掛けているのが対照的で、
この料金の流れだけを見れば、かつてソフトバンクが「ホワイトプラン」を始めたときと同じ風向きです。
その流れに他社が追随した様に、今回の「カケホーダイ」のプランもまさにそういう結果では無いかと見ています。
ただ、今回は棲み分けとして始まった感が強いMVNOのロープライス戦略と、MNO(主要キャリア系)のトータルサービス戦略が色濃く出ています。
ソフトバンクが11月いっぱいまで現行プランと新プランの併売を始めたのは、いち早く終了したドコモとの差別化を狙ったところでしょう。
ただ、ソフトバンクとして見れば「新プランへの移行が前提」で考えるはずです。
ユーザの意見として言えば、7GBで利用できる旧プランのニーズは多いはずですし、通話はほとんどしない側からすると割高の典型だともいえます。
個人的な意見として言えば、auも両方のプランを併売としている以上、ソフトバンクもその流れに追随すべきと考えます。
果たして11月で廃止にするかしばらく併売を続けるか注目したいところです。