ノートパソコンのファンはなぜあるのか?
実際の話、以前はファンはありませんでした。
デスクトップはファンがあるけど、ノートはファンがないいわゆる「ファンレス」が主流でした。
しかし、CPUの排熱対策の一環で、ノートパソコンにもファンがつくようになりました。
パナソニックのレッツノートは顕著な例で、現行機種はファン付きですが、古い機種はファンレスのタイプも存在ます。
ファンレスタイプが確かに静かで良いのですが、その分排熱構造をしっかり作らないと内部に熱がこもり、パソコンがオーバーヒートすることも多々あります。
私自身は、パソコンを使う際にファンのことを期待したことは無いんですが、某所で「パソコンから異音がするんだが原因を知りたい」という話になり、原因を調べたところファンの動作がその要因であることを突き止めました。
レッツノートの場合で、大変恐縮ですが
現行機種でファンが搭載されている場合、省エネ動作の一環でファンの動作を「低速」「標準」「高速」と選べます。
低速は、ほとんど無音に近い程度しかなりませんが、高速になれば下手すると扇風機並みの音がパソコンからします。
ファンの音が選べるのは大変ありがたいのですが、ファンが動き出すと「熱風」がサイドから吹き出るので、ある意味ファンレスならばと思うことはしばしばです。
しかし、安定動作のためにファンがついているのはやむ得ない措置だと思うので、仕方ないと割り切ってます。
本当どうでも良い話ですが、レッツノートのACアダプタの形状が、従来はL字型だったのが、ファン付きになったことで、ストレート型に変わっています。
細かいことですが、従来型よりもACアダプタの出力が若干ですが上がってます
CF-W5は16V/2.5A
CF-S9は16V/3.75A
とわずかですが、消費電力が増えているのが特徴です。
ファンがついて無いノートパソコンを探すのは年々難しくなっています。
パソコンの高性能化とファンありはある意味セットの感覚で考えるしかなさそうです。
個人的には、多少性能を落として良いので、ファンレスにしていただきたいんだが・・・。