私はコールセンタに電話するのが嫌いだ。
相手に意図が伝わらない。本当にあきれる。
今日は、日中にNTTの配線撤去の際、垂れ下がった電線が見つかりどこの配線なのか訊ねると、どうやらBBIQの配線とのこと。
BBIQの配線は昨秋撤去した際、配線引き込みがしやすい様、配線を残置する形で撤去した経緯がある。
しかし、配線がたるんだ状態で放置すると配線事故の原因になりかねないため、早速BBIQへ掛け合うことにした。
すでに解約している訳だが、BBIQのコールセンタとやりとりした要旨は次の通り
*昨年まで利用していた
*NTTから電柱にBBIQの配線がたるんでいる
*外の配線(いわゆる外線)の撤去ないし補修をしていただきたい
という話だが、なぜか
*名前はフルネーム
*生年月日
*電話をかけているのは本人であるか?
ということを訊ねないと応じないという。
逆にいえば、BBIQは契約を解除しても半永久的に個人情報が残っていることの表れである。
さらに、ここまで聞き出しておいて「対応は明日以降になる」という始末。
人の個人情報を洗いざらい聞く上に、対応は明日以降と平気でいうその無神経さにあきれてものが言えない。
もっとも、たしかに今回は使っていたが、もしこの残置配線の利用者が第三者ならどうだったのかと言う件についてただすと、「当然そのようなことを聞く必要はありません」とのこと。
当然のことである。
無論、私が憤慨したことは言うまでもない。
すぐに連絡するというが返事がなく、しばらくしてから工事会社へ直接連絡とったところ、なぜか「すでに私のところに向かっているという」
オイオイ、こんな炎天下、今からこなくても・・・。
結局、午後5時頃工事会社が到着し、およそ1時間の作業を経て完了した。
そもそも、BBIQに私が要求したのは「連絡が明日とか言わず、まずは工事会社から連絡をさせなさい」という話であり、別段「今すぐ来い」ということじゃない。
その後訪問した、工事会社の話によると「どうやら、おおくすが憤慨している、申し訳ないが至急現場へ向かってほしい」と懇願されたというからあきれた訳である。
私自身は、工事の緊急性・重要度は誰よりも熟知しているし、今回の件に限っていえば「不在時に外線の撤去さえ行えば済む」話で、BBIQ側も「近々訪問させます。もし、宅内撤去が必要ならあわせて対応します」がいわゆる当たり前のことであり、すぐ来いなんていうのはむしろ状況を全く理解していない以外ほかない。
通信回線は電気・ガス・水道と同じライフラインである故、ひとときであろうと不通になるのは許されず、その状況は慎重に対応すべきだと考える。
今回の指摘はNTT側の好意によるもので、BBIQのオペレータは杓子定規に物事をとらえ、さらにはこちらの状況もきちんと把握せず、すぐに工事会社を派遣することは本末転倒といわざる得ない。
BBIQのコールセンタに限っていえば、ほぼ恒例行事である故、いいかげんにしろ!というのが本音である。
それで尻ぬぐいするのは、現場の作業員である訳である。
ただ、内情を少しだけかいつまんでいえば、BBIQの手落ちで工事会社を動かすときは通常より高い単価を支払うのが通例である。
普段は、工事会社の手落ちをBBIQにチクられて叱責されるのが多いが、私の場合はむしろ逆のパターンが多い。
工事会社がしっかり対応さえしていれば、さほどトラブルにならない。
コールセンタにはもう少し必要な情報を読み取って対応していただきたい。
契約解除後、配線撤去を依頼するのに、本人確認はいらんだろう。
外側の配線だけ撤去なら事前連絡もいらんし・・・。
コールセンタには(BBIQに限らず)、もう少し現場を知るべきだと言いたい。