ITと法務問題~古物営業法について

IT企業だからといって、法律に無知では仕事になりません。

パソコン屋という枠組みだと「パソコンの販売」なのか「パソコンの修理」なのかで異なるし、はたまた「パソコンの指導」というのでも位置づけは相当変わるものである。

そんな中、ITと法務問題の一つに「パソコンの中古ビジネス」があり

IT業者でパソコンを扱っている業者のほとんどが保有している許認可の一つに「古物商」がある。

これは、中古パソコンの買い取り・販売を行うに当たって「必ず」取得しなければいけない許可である。

古物営業法という法律に基づき、営業所を管轄する「公安委員会」が許可を出すもので、古物商免許という言い方をするが、免許よりも「許可」の方が正しい。

免許=試験がある
許可=審査がある
届出=条件を満たしている

といったところである。

つまり
届出>許可>免許
の順で、難易度が上がると考えて良い。

試験がある「免許」は保持者が少ないが
「許可」になる、場合は免許の倍以上にふくれあがり
「届出」になれば、膨大な数になる。

古物営業法に関しては「パソコンの買い取り」を仕事に始める計画があれば、早めに許可を取る事がおすすめである。

なにせ「善は急げ」?

ちなみに自力で取得するのが難しい場合は、行政書士に相談する事もお勧めである。

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