Ez PostPrintサービス(料金受取人払作成サービス)をご利用の皆様へ

料金受取人払申請サービス「EzPostPrint」は、昨年11月にサービス提供開始以来、さまざまな利用者にお使いいただいています。
先日、書式に不備があるということで、問い合わせが入り確認したところ
「枠線の長さが1ミリ短い」とか、「郵便番号の位置がずれている」という理由で、申請が却下されるという事態が発生しました。
福岡県の博多支店は、書式確認を「厳密」に行っているためだという。
実際、書式の作成ルールでは、事業所(支店)で指定された郵便番号等で作成した、バーコードを作成して、読み取り試験を行い、手続き上不備がない場合は、受取人払いの申請を受理するという流れです。
本サービスにおいて受取人払いの承認番号は、原則論に則り、承認番号と有効期限の入力は、所定の料金支払い後に可能としております。
理由として、申請を行ったがやはり、諸条件が合わずに申請を取りやめて手数料のみ払い損になる事を防ぐためです。
私の会社から見れば、利用者=すぐに課金という仕組みがシンプルでしっくり来るものです。
しかしながら、現実問題は「利用条件を満たせず、断念するケース」や「印刷環境に対応できないケース」など想定されるパターンはいろいろあると考えるのが普通でしょうか。
そういう点を考慮したのですが、実際博多支店は、承認云々に関係なく、先に承認番号を交付し、それで試作品を提出することを義務付けているのです。
事の発端はここにありました。
実際に、料金発生をさせる上で「仮番号」で手続きを行い、必要用件を満たしているかを確認した上で、正式な書面を交付する手順を省いたことでしょうか。
私自身問い合わせを受けた段階で、お客さん側はすでに、支店の承認をもらったと判断していましたが、この点が後のトラブルを引き起こす結果となってしまいました。
EzPostPrintシステムの構造上、住所欄と承認番号を同時に入力できない仕組みにしております。
理由は、一度承認を受けた書式は、利用者側で任意に変えてはいけない。という規定があります
しかし、承認番号・有効期限については、期限があるサービスゆえに、有効期限が発生するたびに課金を行うことは正直、抵抗感がありました。
今回の博多支店の問題は、私の会社が承認を受けた、長崎支店やこのシステムで作成した書式で承認をうけた他の支店のことについて、担当者が「まともに仕事をしていない旨」の発言をしており、これは信用問題である事は言うまでもありません。
本件について、長崎支店の見解を質したところ、誤差について許容範囲はあるが極端に規定から外れていなければ問題はない。ということでした。
もちろん、上位機関である、九州支社等がどのような見解を示すかはわかりません。
私にとって見ても、本サービスを開発することになったもともとの理由は、サービス展開上、仕様書とバーコードの作成手順について説明しているに過ぎず、現実問題、ワープロソフト等で作成できる代物でなければ、ワードなどのソフトで作成するにも正直無理があります。(もちろん、不可能ということではありません。)
私自身ですら、作成するには汎用DTPソフトを使っていましたが、作成に数十分はかかり、印刷の手間を考えても決して容易ではありません。
それからすれば、汎用ソフトを用いなくても、画面上だけで作成できるメリットは大きいと自負しています。
博多支店の関係者に「書式は、弊社も申請の実績があり、仕様書に基づき開発している。作成に当たっては、さまざまな会社が作成している受取人払いの書式を研究した結果。」と説明した。
担当者は「あなたが勝手に研究していただけで、それが郵便会社で承認を受けたわけではないのでしょう」という。
私はこの点について「本システムを使って、他の支店で利用実績がある。どこが問題か?」と質したところ、前述のような「他の支店は、間違った取り扱いをしている。博多支店ではそのようないい加減なことはしてない」と言い切ったのです。
私にしてみれば、書式の審査もせずに、承認場号を先に出すほうがよっぽど「いい加減な仕事」をしていると思うのです。
このような、事情より、本システムは、現在「博多支店」提出分には、対応いたしません。
本件について、ご不明な点ががある場合は、
日本郵便博多支店 092-431-0711 担当:江藤様
までお問い合わせください。
なお、他の支店においては、本日現在、申請が通らないなどの報告はいただいておりませんので、ご安心してご利用いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願いします。