最近は、携帯電話のスパムメールそのものが
「どうなっているのか?」
という場面に出くわすことが多く、これまでのような「携帯メール詐称」による手法でなく
純粋に「携帯電話」からメールを発信している点が大きく異なります。
単純にメールされるだけなら、まだよいのですが
実際問題、そのメールに届くcc(同報メール)で送られていることが大きな問題ともいえます。
携帯電話会社も迷惑メール対策は非常に神経質になっており、届かなくなったと安心していたらいつの間にか送られてくるということが後を絶たず
今回の事態もまさにその典型といえます。
もっとも、こういうことが増えてしまえば
メールそのものが成り立たないような形に思えてならず
スパムメールがネットワーク資源を食い荒らす結果になっているのは決して看過できません。
特に携帯電話への着信するメールはすべて「有料」であるため、
迷惑メールが届くことで、不要なコストを支払うことになるのは問題といわざる得ません。
一番の問題点は「迷惑メール」かどうかを判断するのは「人間の目」であり、ある人には迷惑メールであっても、自分にとってみれば「迷惑メールでない」となれば判断基準はあいまいなところになりかねません。
この点も今後の問題になるのかもしれません。