>携帯電話の価格「高すぎる」との声が増加、7割近くに
>2009年12月3日17時31分配信 japan.internet.com
やはり、携帯電話の購入コストが高いと言う声
実際にどの程度高くなったかを見た場合に
機種を問わない場合は、従来比で30%近く下がっています。
これは、基本料金プランがこれまで、35%割引が中心だったのが、50%となり、さらに800円減額になったことを考えると(税別で計算)
これまで、最低料金プランが3600円で35%割引で計算すると2340円が最低料金帯であり
これから、3600円の50%割引で1800円となる。
(この時点で、540円安い)
さらに、1800円から、800円割引されて1000円
となることで、当初より1340円安くなった計算を見ると
実に72%も割引されている事になる。(実際は、端数計算を処理して税込980円に単価をそろえているが・・・)
こうやって利用コストを見ると、月に1300円で計算した場合、年間で15600円の割引となる
これは、一般利用者の約2ヶ月分の利用料に相当する。
しかし、これは実にカラクリが存在し
これまで存在しなかった、「300円保証料」制度を各社始めた。
これは、旧Jフォンが「アフターサービス」オプションの一環ではじまったもので、300円払うことでポイントが付与されたり、購入時の割引が受けられたりと特典が多かったのが、auやdocomoにも広まって、現在では加入をほぼ義務づけているのが現状である。
1300円の割引でも、300円増加するので、1000円しか差はない。
さらに、携帯電話を分割で購入すると、毎月840円程度の割賦金を2年間支払えば1000円の割引は実に100円程度しか差は出ず
(実際は、マイナスではなく、手出しが出る事がほとんどである)
そうなってしまえば、これまでの購入方法となんら変化は無い。
国の指針で、「料金帯」と「機種」の価格分離を進めたものの
実態は「転嫁方法を変えた」だけで、本質は何も変わっていない。
そうした中、私は機種を購入するときの「奇策」を提案している
1:使える機種があるうちに「機種変更」をせよ
日常、携帯電話が古くなったり故障したりすると「機種変更」をしたくなるのが常である。
しかし、私は「機種が使えるうち」に機種変更の手続きをかける。
これは、旧来のROM型携帯電話では不可能だったがIC型携帯電話に変更になりICチップを交換するだけで
すぐに機種を変更できるのだ。
つまり、割賦で購入する場合も、短期間(できれば1年以内)に完済することを前提に契約し、1年経過後に現在の使用機種が故障したら
交換する。
そうすると「割賦の支払いはおわった上」で、「月々の料金プランも軽減」される2つのメリットが享受される。
それから、携帯電話の寿命が約2年と言われるなかで、その間に「新品の電池」もメーカから供給されている事をふまえ
1年で1個電池を交換するのが一般的な携帯電話にとって、予備が1個あると言うことは「2年は十分利用可能」という事を意味する。
2年間の利用のうち、1年間はそのまま利用し、2年目になったらポイントも相応貯まっている場合、全額ポイント等価交換で手出し0円の携帯電話が入手出来る
この方法は、au・docomo・softbankの各社それぞれで利用可能な手段であり
実際にこの方法をとっているケースはあまり聞かない
なぜなら「新品」が入れば、すぐに使いたくなる
それが「本来」であるから
1年も携帯電話を寝かして置く事自体、馬鹿げていると思われるだろうが
月々のランニングコストを考えれば、絶対に「長く使える」
私も、手元に3キャリアの携帯電話があるが、どれも「手出しは0円」で実質購入している。
購入の仕方一つで月々のランニングコストを軽減する策をとった結果である
携帯電話が高いと感じるのは、「利用できるうちに次」を購入する段取りをとっていない事が一つの原因と考える。
携帯電話が壊れるまで利用し、新しい携帯電話の利用期間を出来る限り延ばす
これが賢い携帯電話の利用ではないだろうか
・・・もっとも、メーカはこういう使い方を想定しているとは思えず
しまったと思っているのではないだろうか。