親和銀行からの手紙

今日は、なにやら宛名無しの郵便が親和銀行を差出人として届く
いわゆる「タウンメール」というサービスで、地域内へ一律配達を行うサービスでたとえば、「長崎市深堀町」だけに配達する等といったサービスが可能となるDMがあります。
今回は、こういったサービスの事でなく、来年からのシステム更改に向けた作業の案内です
親和銀行が福岡銀行グループになって早2年が経ちますが、当時の頭取だった荒木氏は良く頑張ったと思うのが正直な感想です
(もっとも、元々頭取候補では無かったと言うがたまに名前は見かけるからあちこち大活躍している事でしょうか)
親和銀行が新しく衣替えしたとはいえ、サービスがどのように変化したかはあまり分かりません。
今回特筆する点は
ATM関係の管理が大幅に変わります
その1:ATMの引き出しが24時間対応へ(店舗ATMは夜9時まで)
その2:振込手数料が支店間が額面関係なく52円に
その3:ゆうちょ銀行ATMから入金可能に(旧:九州銀行時代は可能だったが約10年ぶりに復活)
その4:ATMで硬貨の入出金が可能に(1円単位での出金が可能)
その5:セブンATMで入金が可能に(これまでは出金・残高照会のみ)
などといった事があげられますが、これは良い点ですが
実際は従来よりサービス低下する点があります
その1:入金時間が平日21時までだったのが、終日(土日含め)19時までに短縮
(ローン会社への入金等も同じく)

※平成23年9月20日より入金は平日21時まで延長しました。
その2:口座振替の入金タイミングがリアルタイム引落でなく、バッチ処理(一括作業)の変更に伴い、引落結果は翌営業日しか分からない
その3:コンビニATM(ローソン・イーネット)で振込サービスが廃止(入金・出金・残高照会はこれまで通り)
その4:ATM出金限度額が原則50万円までに引き下げ(現在は100万円)
その5:法人名義の通帳からATM出金が不可に(キャッシュカードでの出金は可能)

※平成22年3月23日より通帳により出金が可能になりました。

その6:ペイジーのキャッシュカードによる振替手続きに法人口座不可
特に、その1はなぜ19時なのか未だに理解出来ません。
通帳からおろせないのは、正直「不便」です。(個人名義の場合は制限無し)
なぜ法人名義のみこういった制約を掛けたのかは分かりませんが、出金規制については「選択制」ならまだしも、一律に廃止というのは、あまりにも横暴ですが、今後の事を考えると親和の口座については「収納・回収専用口座」へシフトするのが適切かもしれません。
もっとも、通帳不要論が多いこのご時世である為、本来であれば「通帳レス契約」に移行し、振込手数料やATM手数料の優遇策を採ってくれる方がよっぽどサービス向上となるのですが
やはり中途半端感があります。
会社口座として一番適しているのは、現時点ではJNB(ジャパンネット銀行)と思いますが、手数料改定が気にくわない方が多い事も耳にします。
しかし、意味不明な改定が続くイーバンクに比べ、まだまともな印象を受けるのは
イーバンクの法人口座は「キャッシュカード:有料」、「出金:有料」、「入金:条件付き無料」、「振込手数料:今後値上げ決定」といった所でしょうか。
なぜここまで、法人軽視をするのか分かりません
ライバルの十八銀行は、ペイジー自体対応していないので論外ですが、軒並みこちらも今ひとつ好きになれません。
ただ、公共料金収納を考えた場合に、十八銀行・親和銀行ははずせないものの
現実論として、「ゆうちょ銀行」が一番確実になるかもしれません。
親和銀行がこういったサービス改定を行う背景には、今後の金融機関再編に向けた布石と見ています
現時点では、ふくおかフィナンシャルグループとして3社を傘下に持つ事でペイオフ対策に最高3000万円まで保障する事を説明していました
いずれにしても
あと10年後には、3つの銀行が新福岡銀行として再編されるのでは無いかと見ているのは私の個人的な見方です。
サービス統合で良くなる面が半分・悪くなる面が半分ですから顧客離れが進まない事を願うばかりです
少なくとも、収納業務を行ってないなら「即解約」したと思います

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