winny高裁判決は逆転無罪

ファイル交換ソフト作者が逮捕された事件の高裁判決が今日言い渡されました

地裁判決を覆す、無罪判決は、作者の全面的な有罪とは言えないと言うのが判決趣旨だったようです

もちろん、これで終わるとは思えませんので、上告はまず確実でしょう

さて、winnyなどにおけるファイル交換ソフトの問題点と課題は一体なんでしょうか。

現在、ISPにおいて、ファイル交換と思われる通信帯域を規制する動きが出ており、これがどういう基準で行われているかは正直な所不明です。

ファイル交換ならず、自社サーバーを構築している場合も、ファイル交換と同じような状況になると思いますが、何故ファイル交換ソフトが犯罪検挙としてあげらたか、他のファイル交換ソフトだったら作者は逮捕されないのか

その辺を考えると、非常に理不尽な印象を受けます

今回の判決は、今後の法規制における一定の判断水準となる事もあり、決して無罪判決だったから何でも合法で良いとは言えません

先日、任天堂らソフトメーカが共同で、エミュレータ(いわゆるマジコン)差し止めと損害賠償を求めた裁判を始めました。

今回のwinnyはこういったマジコンのソフト流通を加速させた事実はありますが

winnyとマジコンの目的は実際の所異なる事として議論されるべきです

ソフトウェアに関する正当な対価を支払う為にも、今後の裁判の行方と

winnyのソフト利用に関する考え方も一つ考え直す時に来ているように感じます。

私自身も高裁判決には賛同出来ます

実際、ファイル交換でやりとりされるデータはあくまでも「01のデジタルデータ」の塊であり、その中身については、作者が知るところには無い。訳で、この部分まで想定するか?

といえば、これは正直不可能な事だったと思います。

仮に、「大容量=不正データ」とされてしまい、「1MBまでなら合法」とされれば、100MBのデータを「100分割」してばらまかれる事は想定され

一時期はやった、画像埋め込みの偽装圧縮データなどの手法は今も健在であるため、手口・手法は巧妙である事は決して忘れてはいけません。

今回の事件は、むしろ「インターネット」におけるサービスの危険性を露見した事であり、winnyは氷山の一角にすぎません。

本当に危険な事は、だれが自分の情報を持っているのか?と言う点であり

今後、裁判の行方が気になります

ちなみに

winnyの語源は

winmxの文字をそれぞれ1文字ずつずらした事に由来するとのこと

Comments are closed.