高校生のコミュニケーションツールの変化 :: 所長のつぶやき

つい10年近く前は、私も高校生だったなぁと思う日々です。

当時はまだ「ポケベル」世代でしたが、私はポケベルを持ってませんでした。

逆にパソコンはすでに自宅にありましたので、当時からパソコン少年?だったように思えます。

ポケベルコミュニケーションは休み時間に使う、公衆電話10円連打が鮮明な記憶として残ってます。

当時の自分の目には「違う世界にいるように」思えました。

それは、羨望でもねたみでも無く「必要性があるのか?」と思ったものでした。

携帯電話を持ち始めたのも20歳すぎてからでした。

時代は、ポケベルからPHS・携帯電話に移って、5円メールのスカイウォーカーがいつの間にか、iモードなどのインターネットサービスに展開し、現在はSNSやブログになっていると言います。

その基幹を支えるのが、インターネットです。

端末はパソコン・携帯電話どちらからも可能で、これまでの「携帯」や「パソコン」といった垣根も無くなってきたと言います。

コミュニケーションツールもSNSになったと言いますが、フィルタリング問題でこれらコミュニケーションツールが利用不可になってきたと言います。

これまでのコミュニケーションツールは「クラス」や「サークル」単位なものだったのが、「雑誌」などで全国に広がりました。

しかし、雑誌の場合は、1〜2ヶ月のタイムラグがあるため、最初のきっかけを作るまでに相当量時間がかかります。

ポケベルなどは、即時性はありますが、狭い範囲しか広がりがありません。

この二つの欠点を補ったのが、インターネットだったと言えます。

即時性もあれば、広範囲のやりとりも出来る。

この魅力が高校生のコミュニケーションツールに変化を与えたとおもうのです。

この10年で、ポケベルはほぼ消滅し、PHSもウイルコムをのぞき、全滅しました。

おかしな話ですが、高校生に支持されるサービスは将来は明るいと思うのです。

何でも「悪い」と決めつけるより、「高校生に人気」のサービスをもっと増やした方がよいと思うんです。

SNSやブログの活用方法はもちろんですが、ソフトバンク携帯もつなぎっぱなしというのが流行りと言います。

また、何か新しいサービスが生まれそうに思えます。

高校生が編み出す今後のアイデアへ大いに期待です。