先日、このBLOGシステムを導入しているお客さんから電話がありました。
「急に動かなくなった」
原因を調べるのに時間がかかりそうだったので、サーバの管理会社へ調査を依頼。
本当は、私が調べるべきことだったのですが、なにぶん「宿題」を抱えていて、調査を代行してもらったというのが正しいところ。
夕刻になり、連絡が入ると「わからん」の一言。
さらに「うちで作ってないから、お客さん本人から作者へサポートをお願いしてもらうしかない」という話。
さすがの無責任さにブチ切れる私。
原因がわからなくても、サポートは自己責任だと言われても、お客さんに、そのまま伝えるわけには行かない。
「会社間」の話なので、よいのだが、エンドユーザにこんな話をしたら、間違いなく「文句を言われる」
それも「あなたのところはプロじゃないんですか?」って
これだけは、私も聞きたくないので、必死になって原因を調査する。同様な事例が無いか調べるが見つからず、その日のうちに作者へ連絡を取る。原因については、はっきりしないものの「ログ」ではないか?ということについて、怪しいものを虱潰しに試してみるが、改善の兆しはない。
その日の夜。作者から回答が入った。
原因はなんだろうと思い、読むと「ログの問題があるのではないか?」という話。以前、同様な事例で「タグ」が悪いということがあるのと、ソフトのバグも原因の要素になっているという。
この点から総合的に判断したことは、「問題」と思われる、タグを片っ端からはずしてみたが、これでは改善しなかった。
次に、どの日のログでエラーがでているか、掲載分のログを一日ずつ表示してテストした結果、「とある日」でエラーがでることを突き止めた。
目立った記事ではなかったし、文章もほかの日より少ない。
何が違うのか?と思ったのが、「タグ」だった。
タグの扱い方が、どうやら不適切(?)だった為、タグをすべてカットしたところ、症状は無事改善した。
タグそのものは、作者が取り上げたものではないものの、原因になっていたのは確かであった。
問題のタグは「SPAN STYLE」を用いたものであった。
これがなぜであるかはわからない。
深いことを考えると疲れてしまうので、そっとしておこう。
ソフトは「バグ」が付き物であり、バグをだすのも人間、作るのも人間である。
世の中完璧なものは存在しないので、バグを「回避」することも、テクニックだと私は考えている。
また一つ勉強になりました。
※ちなみに、現行のInternet Explorerおよび他社製品では発生しないことは確認されています。