先日の製品発表を見て、これは買おうと思ったApple Watch
今回で3代目になる製品を私がなぜ選んだか?理由をお話ししたいと思います。
私自身は、ケータイを2000年に持つまでは、腕時計を良くしていました。
しかし、ケータイを使うようになってからは時計はケータイの時刻で確認するのが常となり、昨今腕時計をする習慣すらありませんでした。
腕時計を付けない理由は、もう一つありまして普段は事務所でデスクワークをしている事もあり、あらゆるところに時計があるのでわざわざ腕時計で確認する必要がありません。ましてや、物をよく忘れる事も災いして時計を紛失するのが多く、それ以来腕時計は付けなくなりました。
これまでのApple Watchをみて、率直な感想は「1日使えない時計に果たしてメリットがあるのか?」だったのです。
初代の製品は確かに画期的でしたが、デジタルガジェットの時計に5万円近くのお金を出す勇気は正直ありませんでした。
2代目はそういった欠点を補うべく、防水や電子マネー対応がありましたが、iPhone7があれば事足りるのにそこまで必要か?という印象すら受けました。
今回の3代目で、セルラーモデル(携帯版)を見たときに、詳しい説明を見るまでも無く「これは買いだ」と予感しました。
詳しい説明を見るとさらに期待が確信に変わりました。その理由を述べたいと思います。
購入の動機
- 1 Apple Watch単体で通話ができる
- 2 iPhoneを自宅に忘れても通話やメールができる
- 3 電子マネー(Suicaなど)が動作する為、ケータイを手元に持たなくても利用できる
- 4 SIMが搭載されている為、外見は時計でも実際はケータイとなんら変わらない。
- 5 時計なので軽い
それでもって、早速注文しようとAppleのネットショップにログインしたところ・・・・出遅れて「納期が5週間」。
それでもって、ダメ元でauのオンラインショップで予約注文したところあっさり、届くということに溜まっていたポイントも割引に使えて結果オーライでした。
ただ、今回のApple Watchの利用条件としては、MVNO(いわゆる格安ケータイ)では契約ができない事になっており
その理由は、LINEの年齢認証と同じ理由でキャリア回線でなければ認証が受けられなければ使えないようです。
Apple Watch Cellular版動作の仕組み
このサービスの特徴が説明では少し不可思議でしたので、今回auで契約した事でわかった点があります。
- 1 Apple Watchには携帯電話番号が割り当てられる(れっきとした090の番号です)
- 2 Apple Watchに割り当てられた電話番号に発信すると、iPhoneも着信する
- 3 iPhoneの番号に発信すると当然ながら、両方着信する
という事がわかりました。
私の予想は、iPhoneの番号(A)とApple Watchの番号(B)とした場合、iPhoneの番号がApple Watchに転送されるというイメージでした。そのため、Apple Watch専用の電話番号に発信しても専用のため着信しないと予想していました。しかし、結果はApple Watchの番号にかけようが、iPhoneの番号にかけようが結果は同じだったという事。
そんなはずあるのか?という事ですが、Apple Watch専用の番号があるとはいうものの、現実は電話番号をたすき掛けにして2番号併用する事で実現していると言う事でしょうか。
iPhoneとApple Watchの両方に主番号と副番号をそれぞれ割り当てるイメージで、au側としては、両方に信号を発信してどちらかが着信したら切れるという仕組み。
それゆえに、iPhoneにもApple Watchの番号が着信しなければいけないという事になったのでしょう。
理屈はどうであれ、物理的に電話番号が2つ存在し、なおかつその電話番号は何らかの形で利用できる点は特筆する点と言えます。
発信としては利用できないにしろ、着信番号としては利用できるならば、他に使い道があるのではないかと考えてしまいます。
デジタルガジェットの今後の行方
これまで、主要通信キャリアの契約は今後はサポート中心だと言いましたが、このように特別なオプションはMVNOでは対応できず、今後も契約先の内容次第では変化すると考えて然るべきです。Apple Watchもキャリア固定とキャリアフリーの2つがありますが、今回の件について言えばキャリアフリーであろうとキャリア固定であろうと現実は大きな差はないと考えるのが自然です。
繰り返し申し上げるように、Apple WatchのCellularモデルの真価を発揮するのは、外出が多く着信通話が多いケースにおいて十分その効果を発揮するとみています。
もちろんbluetoothのイヤホンを使わなくて良いとは言いません。ただ、イヤホンを使うにしても、iPhoneを持ち歩く事には何ら変わりはありません。
電子マネーや防水についてはさておき
むしろ、Apple Watch Cellular版だけでも単体で契約できても良いと思います。(キャリア契約でなく、MVNOとして)
契約する仕組みはIMEIやSIMの番号を打ち込む形で対応となると思いますが、何らか方法があって良いと考えます。
今回の朗報は、iPhoneのサブ電話機兼デジタルアクセサリに最適で、普段はbluetooth通信だが、単独でも利用でき、仮にiPhoneが電池切れで通話ができない場合でも単独で利用できる事は非常に魅力です。
心配な点は、電池のパフォーマンスがサイズ相応故、どこまで持続するかはまだ懐疑的です。
今後はiPhoneも必要な時だけカバンから取り出し、普段の確認はApple Watchで可能になばこれほど便利な事もないと考えます。
今回の製品については、アップルの直販で購入するより、docomoやau、ソフトバンクで直接予約し、購入するのが吉です。
これを機に様々なメーカーの製品が発売され、サービスが多様化される事が楽しみでなりません。