ホームページ制作に必要な情報って何か?
大事なことは大きく3つ
- 1 連絡先
- 2 料金
- 3 今のご時世に即した内容←これ重要
実際に必要なものはこれくらいです。
創業当時はホームページの制作で生計を立てていました。(現在は、新規の契約は凍結して既存のお客様のみの対応です。)
創業は2001年とインターネット元年と言われる頃にはじめて約10年ほどは仕事がありましたが、昨今は新規の契約として単価を得るには難しい状況です。
これは、無料でテンプレートを駆使したウェブサービスが充実して、簡単なホームページは私も含め専門業者に依頼する必要はないと思います。
今日とある業者から、「スマホ対応のサイトがないとお客さんからそっぽ向かれますヨ」と言われたらしく、お客さんは「スマホサイト作った方がいい?」と聞かれ、
私は「制作した費用対効果が見込めなければ不要」と申し上げました。
現実問題
ホームページ制作は見栄えだけで集客できるほど現実は甘くありません。
料金については、利用する方の「気持ち」で安いか高いは決まります。
そのため、安いことは当然としつつ、今のご時世に即していないところは正直、ホームページを作っても効果が見込めません。
つまり、ホームページで掲載する情報は「必要する内容」が掲載されているかどうかにかかっています。
つまり、「全国・世界的」に希少価値があるものについては、ホームページがあるかどうかにかかわらず、問い合わせは増えるし売り上げも上がる。
必要な情報で有益といえば「限定発売」というものがあれば、それだけで十分といえます。
ただ、その掲載している内容の信頼性をどこにとるかといえば
- 1 店舗・事務所などが存在するか
- 2 会社概要がしっかり作成されているか
- 3 問い合わせに関する方法が明確に記載されているか
- 4 問い合わせ方法に電話以外の方法が用意されているか
- 5 独自ドメインを取得してホームページ管理に関する意識が高いか
こうやって情報を絞っていくと、自ずと必要とする内容は見えてくるし、何をもって正しいかどうかを判断する材料になるかと思います。
私が現在作っている自社ホームページにおいて、問い合わせは山ほどはありませんが、1週間に1回のペースで新規のお問い合わせをいただいています。
この原則であっても、競合と競り勝ったのがその件数だったということです。
今自分の会社に何が足りないかを研究しなければなりません。
そのため、今のご時世に即したサービスはとにかく「まず取り入れる」気構えが何よりも重要です。
サービスが横並びで何を持って比較するかといえば、
「価格」や「サービス」内容より
「必要とする人」に対して、「依頼・購入」したいものを提供できるか?
だけです。
私自身、正直努力せず・費用をかけずに集客できる方法はないか?と模索しました。
長年の経験から導き出した結論は
「相手が知りたい情報を即座に惜しみなく出す」
ことにしました。
10の情報が必要なとき1つでも正しい情報を公開しておくことで、のこり9を必要とする方は当然、追加情報をほしいと考えます。
その情報を出し続けることが何よりも大切です。
ホームページに必要な情報はわずかです。
大事なのでもう一度書きます。
1 連絡先
2 料金
3 今のご時世に即した内容
これがあれば、ホームページの更新もはっきり言いましていりません。
10年以上料金も内容も変えず、ホームページの表示に問題がなければそれは素晴らしい内容だからです。
現実は、定期的な手直しを実施して、料金も見直して、お客様の意見を反映させた内容を作り続けることが大事です。
毎月はできなくても、半年または1年に一回は見直すことがよりよいものにすることが可能です。
よりよいものにするためには
- 1 専任の管理者を置くこと
- 2 外部の管理会社と定期的な打ち合わせを行うこと
- 3 情報・商品をより多く掲載し続けること
- 4 管理を外部管理会社任せにせず、自主的に行う
- 5 使いやすいデザインに日々進化させる
小規模で行っている会社ではハードルの高いお話ですが、この3点を満たしている会社の管理は非常に行き届いております。
情報は、食品と同じです
常に鮮度を保つ生鮮食品であるか?
あるいはビンテージといえるほどの保存食品か?
自分の会社のホームページが、生鮮食品なのか保存食品なのかを見極め、どちらが必要とされるかをつかむことが何よりも大事です。