NTTからの手紙

2ヶ月ほど前に出した、NTTへ出した手紙の返事が届いた。
こちらは内容証明で出したのだが、相手方は簡易書留で届いた。
経費削減と言うより形式的な意味合いが強い。
はてさて内容はとりあえずかいつまんでかくと以下の通り。
「内容を弁護士と協議した」
「貴殿の行為は、他のお客さまに比べ、特別な事が多い」
「業務を逸脱した長時間にわたる応対は不当行為に当たる」
「今後このような事があれば、受注は致しかねる」
途中のいきさつは中略しましたが、このようになったいきさつをもう少し精査していただきたいのだが、電話番号を独自に確保して依頼をかける行為はいけない・・とかいろいろあるが
「独自に確保した番号で依頼するのはいけない!?」
NTTは何が言いたいのか私には理解しかねるのですが、私は「NTTのルールに基づき」対応した事に過ぎず、百歩譲って電話番号を仮に発注の段階で確保してもらうことにしよう。
光回線の場合、電話番号を取得するのは「回線工事が決定=可決」してから取得する流れになっており、私の場合は逆説的にアナログ(ほとんどがISDN回線)にて開通させ、その後光回線の取得に流すいわゆる、メタル新規+光新規+番号ポータビリティの3段ロケットをNTTに要求する。
当然工事費用は通常の場合に比べ、2~3倍に跳ね上がる。
NTTからすればただでさえ割引割引の中、私の様なコストがかさむ手法をとる方が頭がおかしいはずである。
事実、近年光回線提供エリアで私のような取得しているケースは皆無に等しくそれは、電話番号を見れば明らかである。
長崎地区においては
095-895-xxxx
095-865-xxxx
095-801-xxxx
といった番号で取得したケースである。
番号にこだわらず、取得に走ればまあどのような番号がでるかは分からない。
私がなぜ電話番号を先に決め、光回線を利用するかこれには次の様な理由があった。
福岡の知人が事務所移転に伴い番号変更+光回線を引く計画を持っていた。
しかし電話番号については以下の理由からISDNで先に番号選定し、光回線へ移行するスキームをとった。
このようにした理由は以下の通り
*過去に局番違いで番号を取得したら、お客さんから不審がられた。
*局番である程度の地域性を持たせたい。
*案内状を出すに当たって早く番号を決めたい。
と言う理由があった。
個人宅で電話番号を取得するならばわざわざ、追加費用の掛かる事をするのは好ましく無いが、複数番号を取得するのはこういった事業向けである程度の計画を持っていた為である。
このように入念に計画を立てていたのだが、残念な事にトラブルが起きてしまった。
「光回線の端子に空きがない・・・・・。」
はいっ?
移転先は光回線の対象だが、移転日までに工事ができない。
と言うオチが付いてしまったのである。
結局、ISDN化は断念し、急遽アナログ2回線+ADSLと言う方法になった。
アナログ2回線については当初3番号取得し、ISDNで工事する予定を2番号に減らし、FAX番号にADSLをのせる方法にした。
ADSLをいつまで使わなければいけないか見通しは立たないが、固定IP等、いくつかの諸条件に照らし合わせた苦肉の策だった。
このような経験から、光回線で引く事を前提に工事ありきを立ててしまえば、予想しないトラブルにぶち当たるのは言うまでも無い。
幸い、ADSLでの生活?はわずかひと月程度で解消され、現在は移転前同様光回線の環境になっている。
彼の場合は、ADSLから光のスキームだったのだが、もし光回線での計画が失敗しても、その電話番号を他社へ移転(番号持ち出し契約いわゆるナンバーポータビリティ)を実施する事の含みおきがある。
常に番号をISDNないしアナログ回線から光回線の電話へ転用するのはわずか数千円だが今後光回線を使う事もあればアナログに戻すかもしれない、ひょっとしたら他社に移転するかもしれない。
こういったリスクマネジメントをNTTでなく、我々エンドユーザが持つ事は本末転倒であり、その意識を始めプロとして感覚に欠ける社員が多いのは残念ながら仕方無い。
このような社員を庇う以上、私は今後NTT西日本とのつきあいは極力したくない。
書面を受けとった上で私は近々契約は全廃の方針を固めた。解約金がかなり掛かるようだが、気にする必要は全く無い。むしろ今の状態の方が精神衛生的に良く無い。
以下の話は、NTT西日本にも通告した内容である
通信回線は、NTTしか選択肢の無い時代は終わった。
既にNCC系、地域CATV系、電力系とある。NTTはその中の一つに過ぎない事を分かっているだろうか?
それだけ存在感は勿論の事、これまで培った安心と信頼は既に失いかねている事をご存じだろうか?
と申し上げた。(表現としてはこれより厳しい言い方をしているが概ねこのような内容である)
NTTは電電公社の時代から全国に拠点を構えて展開しているが、KDDIやソフトバンクには雑居ビルの一角を借りているに過ぎない。コールセンタも全国に数カ所程度しか無い状況で現在があるのだと。
これは私が言うまでも無く、社会の流れとしてである
NTTファイナンスの件の時も、債権譲渡が嫌なら使わなければ良いじゃ無いか?
と言う案件と同様の結論である故、もう少し考えてほしいところはある。
電電公社の時代、NTT東西に分割する前まではNTTしか選択肢が無く、否応無しに利用するしか無かった。
しかし、2000年代になって、DDI系数社が合併したKDDIによる固定・移動体の複合展開、旧日本テレコム系のボーダフォンを買収したソフトバンクグループによる移動体の猛攻で既にNTTは旧来の顧客を持つになっていつの間にか守りの会社になった。
同様なサービスは地域ケーブルテレビ・電力系光ファイバー網、さらには携帯電話のデータ通信も実用化に拍車をかけ、NTTは既に瀬戸際である。
これが却って、人員削減・再雇用・期限付き社員などによるコスト削減はしたものの、同時にサービス力も大幅に削減したのが今回の結果だと思う。
私の様に、神経質で緻密な依頼を出す人間など全体の割合にしたら皆無かもしれないが、法人営業であればこの程度は序の口である。
かつてのNTTはこれでもかとやっても、懐の大きい社員が多く在籍し、20そこそこの私に対しても、同じ大人として接し、そしてもっとおおらかにと忠言をいただいた事が久しく思う。
私は、厳しく申し上げつつも、仕事で迷惑をかけたら仕事で返す。
もう少し骨のある社員が居るとは思ったのだが、非常に寂しく思う。
かつて私にこのような書面をたたきつけてきた会社があったが、数年後事業清算した。
この会社は仮にも一部上場企業だったのだが・・・。

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