デザイナーとイノベーション(3)

私は、3ヶ月に1回更新してもしっかり売上を上げられるホームページづくりが大事と考えます。
運営については、出来る限り業者(いわゆる私の会社)が介在しない事が柔軟性を持ち、スピーディな運営が可能となり
売上を伸ばす事に繋がっています。
一方で、自分たちでは運営管理の責任者を置くことが出来ない場合は、私たちの様な専門家が定期的な訪問(いわゆる打ち合わせ~と言うより雑談)が重要となり、相応のコストが発生するものです。
3ヶ月に1回の更新で間に合うようなホームページって出来るのか?
というのは、実際の所可能です。
現場を見ていけば
「しっかりホームページに時間をかける事は無理」という顧客を多数みてきました。
その中でも、しっかり売上を上げている所と売上を上げ切れていない所の2つに分かれ
これは、「更新の頻度」では無い事が分かっています。
この点からしてみれば、今日の「更新の頻度が悪いと売上が下がる」とか言いますが
そんな事はないのです。
むしろ、最初にしっかりとした物を作ってしまえば、あまり頻繁に更新しなくても良いと思います。
(更新するタイミングが1ヶ月に1回なのか、3ヶ月に1回なのかは別です)
3ヶ月に1回というのは、現実的な時間です
1ヶ月に数回更新が出来る会社は、経営的に見ればある程度時間に余裕がある会社または、専属が常駐している場合のいずれかです。
私はそういった場面を見た場合に、ホームページのあり方を論じる前に
「今置かれている自分の会社(店舗等)の現状を分析する」事が一番大事であり
ひょっとしたら、ホームページはいらない(ないしあまり更新の必要が無い)事も多々あります。
私の会社がホームページでブログを定期更新する事を推奨しているのは、日々の情報収集に役立つからです。
ブログでよく見られている記事は、人気のある話題と判断して間違いありません。
さらに、「市場調査で[g]mixi[/g]が便利」という話をしていましたが、
実際に参加している人のうち3割程度しかアクティブに動いていないと言う話があります。
残りは、ただ読んでいるだけただニュースを眺めているだけという事です。
>人口動向→長崎県は10年で10万人人口が減少している(金子県政への失望?)
私は、人口動向を見て次の一手を考えると良いと言う話をしており、この点には多少違和感を感じます。
「市場が小さい≠儲けが小さい訳」ではありません。
逆に「市場が大きい=儲けが大きい」事でもありません。
私の会社は「大きい市場」を狙った事がありません。
むしろ、「市場が小さくても確実性」を狙っています。
先般開発したサービスは、特定の市場向けサービスです。
本当に売上を伸ばすならば、ニーズがあるが供給が少ない市場を開拓するべきだと考えています。
逆に市場が大きい分野は大手企業が参入していたり、昔から続いた慣習などがあり、現実は大きく儲けを出せないのが現実です。
事例の一つに英語の参考書を執筆する際、「英検」か「TOEIC」を選ぶ際、あるポータルサイトでは、英検が数千登録に対して、TOEICが数万登録があるので、演壇者はTOEICと言いました。
この発想には多少違和感を感じます。
ユーザーが多い=売上に繋がる
と言う安易な発想よりも、「競争が少ない分野」はどこかを見極めるべきだと言いたいのです。
私は、TOEICが4000近くの書籍があるのに対して、英検が3000程度であれば、見てもらえる数は英検の方が増えると思います。
さらに、toeicよりも、英検はクラス分けしている所で細分化すると、3000からさらに数分の1になります。
そう考えれば、英検シリーズをクラス別に出して行えばもっと見てもらえる割合は増えると考えられます。
ざっくりした話、TOEICの本が4000分の1とすれば、英検なら500分の1、下手したら50分の1の確率で見てもらえるのです。
さらに、TOEICは、年齢層が上がるのに対して、英検は比較的低年齢層に及びます。
確実な購買力は、低年齢層の方が上がるのです。(子どものシックスポケット:両親(2人)・祖父母(4人))
そういう所まで見ると、TOEICなら、本人だけですが、英検なら家族で受験しよう「家族で全員合格!英検合格講座」なんて言う書籍だって夢ではありません。
つまり、「ニーズが低い=需要が無い」
と言うよりも「確実に必要とする人がいる」という所に本来のビジネスチャンスがあるように思えます。
そういった夢物語よりも、「現実」ホームページを作ってどういう展開が重要なのか?
考えてみれば
分かると思うのです。
私自身は、マスコミ利用型の営業よりも
「口コミで人気」だが「マスコミ取材は一切受けない」会社の方に正直親近感と信頼性を受ける事があります
(信頼性についてはもちろんケースバイケースですが)
本当に大事な事は、どんなに良い「ホームページ」を私たちが作っても、提供する「会社」が十分なサービスを出し切れなければ
「ホームページは見かけ倒し」
と言われかねません。
私たちが出来るのは、「ホームページ」を作り上げる業務を受託するまでであり
経営内容に対して、あれこれ指図出来る立場ではありません。
残念ながら、ホームページに多大な費用をかけても、倒産した企業は多々あります。
逆にホームページに費用をかけなくてもしっかり売上を伸ばしている企業があるのもまた事実です。
ホームページを作る事以上に大事な事が一つだけあります。
「どこにも負けない商品・サービスをもっているか?」と言うこと
これさえあれば、どんなに質素で不親切なホームページでも集客はあります。
逆に、ホームページにしっかり費用をかけても
「サービス・品質ともに他社より劣る」
事があれば、集客が見込めても次には繋がらないでしょう。
改めて自分自身の考え方を見直すきっかけになりました。

Comments are closed.