【物流】大企業病にならない為に~クロネコヤマトの惨状(札幌主管センタ)

うちの会社に届く物流品で多い運送会社は、佐川・久留米・日通・ヤマトの順でしょうか
比較的通販事業者では、ヤマトが多いのは確かですが
(楽天もヤマトでしたね・・)
さて、ヤマト宅急便が思いの外、イラッとする事が多いのは
*移転して3年経つのに、未だに「場所」のことで電話がある
*なぜか、メール便のトラブルが多い
*誤配が多くて、不在通知のメールが届く
といった、あり得ない話が多々あります
今回の件については、「メール便」の速達で送る荷物が
なぜか「通常便」で届いたこと
宛名には「速達」と書いてあっても、「速達料金」をもらわなければ、「無視」して良いルールという
もちろん、荷物は「届けば」問題無しですし
多少過払いであっても、ジュース1本のお金ですから
荷送り人が得をする分には何ら腹も立ちませんが
ヤマトのドライバーが平然と見落とす行為は、さすがに「あんまりじゃないか」
と思うのです。
先日は、「集荷場」に荷物を物流に載せず、平然と「遅配」してみたりとこれほど精度の低い運送会社も見たことはありません。
もちろん、マクロでの話題でしょうが
発生率から行けば10回に1度の割合ですし、今年だけでみれば、3回に1度のトラブル率ですから
(荷物の到着累計からみた概算実績)すばらしい成績と言えそうです
最近は、自転車配達員が近所の荷物をメインドライバーが分配して行う傾向にあるためか、責任が希薄に感じてしまうのでしょう
もちろん、これが悪いとは言いません。
陸送の配達より、航空の配達の方が遅いのも、やはり問題と思います
この問題は、営業所の構造に問題があると言えそうです
ヤマト運輸の場合は、長崎市内で約4カ所ほど営業拠点を持って荷物の集配を行っています
さらに、地区別に「集配センター」を設置した上、メインドライバーが配達スタッフに「宅急便」と「メール便」を振り分け、配達に向かいます
そのため、再配達のスピードは他社に比べ格段に速く、効率も良いといえます
一方で管理事務機能は、長崎市内には無く、ICが近い、大村市にあります。
ここに「長崎主管支店」という長崎地区のサービスセンタがあり、関連会社の事務所を含めすべてここに集約されています。
そのため、営業所には責任者はいても、あまり権限が無いのが現実でしょうか
フリーダイヤルの受付もすべて「大村の主管支店」が受け付け、それから各営業所へ連絡、配達という仕組みですので、苦情等もすべて「主管支店」が引受け、処理するのがこの会社のやり方と言えます
結果として、現場のドライバには、対応後に連絡という事あるいは連絡無しと言う事もあり、現場のドライバはミスしても、おとがめ無しと言う特典がつき、仕事に専念出来ると言う仕組みです
もちろんこのやり方が悪いとは言いませんし、全社的にこの動きがあるのも事実です
こうなってしまうと、ミスしてもドライバ(社員・アルバイトその他)は同じミスを繰り返す事になるでしょう。
ある会社の社員が何度も同じミスを繰り返して改善の余地が見られないのも同じ事が要因と見ています。
うちの事務員がいうには「大企業病」と呼んでいますが、まさしく良い言葉に思えます
昨日からも、ソフトバンクテレコムが札幌で、今回のヤマトも札幌と思うと
何と言いましょうか、類は友を呼ぶというのか
なぜこういう事が連日続くのでしょう。偶然にも限度があります
ヤマトについて言えば何かと前科持ちの企業ですから、ちょっとしたことでもチェックを入れられるのが現実です。
そのため、うちの会社では「ヤマト禁止令」が発布されております
その一方で、長崎主管支店のコールスタッフは、札幌の件で色々と骨折りした事を思うと、「まじめな社員もいるんだ」と感じました。
優秀な社員が増えるとこんなくだらない事でトラブルは無いのですが
何とも複雑な心境です
偉い人≠知識がある人で
メール便の約款について知識が無ければ、速達の伝票番号は特別だと言い張ったあげく、単なるシールだったと赤っ恥をかいてみたり
速達で送らなかったヤマトは悪いが、届け先は「金を払ってないから、我々に言う資格はない」と言われてしまうし・・・・
一番悪いのは「速達」を見落として、平然と荷受けしたドライバーであり、中継でもおかしいと感じて、対応を放置したスタッフ等、会社ぐるみであるには変わりありませんが・・・
さらに皮肉な話をすると
定形外郵便で北海道から長崎まで3日目に届くのですが、メール便だと4日目
定形外+速達郵便だと翌日に届くのとメール便速達は3日目と到着日数に開きがあります
民業圧迫と言われそうですが
ヤマトは原則陸送で、日本郵便が一定距離以上は「航空」で処理するからなのです
これは、速達は最寄りから「航空」ですが、普通も「一定距離以上航空」という事は知られていません。
そのため到着日数に差があって当然なのですが、まだまだメール便も改良の余地がありそうでなりません。
ヤマト運輸 http://www.kuronekoyamato.co.jp/

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