メールによる架空請求 :: 事例紹介

初めまして^^当社の(破天荒な)事務を担当している者です。今日はブログ職人おおくすがキ○ンレモンの飲みすぎで仕事のペースが遅く、急遽、私がブログ職人をかって出ました。^^

さて、ここ数日、メールによる架空請求が久しぶりに来たもので、暇つぶしに遊んでみました。

〜以下、やり取り〜・4月16日(木) 14:11 seed.23@docomo.ne.jp.より架空請求がおおくす宛に届く『?ライングシード03‐6457-4044担当の鶴見と申します。早速ですが、本題に入らさせて頂きます。現在お客様がご使用中の携帯電話端末より、認証ネットワーク事業者センターを介し以前にお客様がご登録されました『有料情報サイト』『特典付きメルマガ』『懸賞付きサイト』等における無料期間内等で退会手続が完了されていない為、ご登録料金及びご利用料金が発生しており現状で料金未払いとなった状態のまま長期間の放置が続いております。当社はサイト運営会社より依頼を受けまして、料金滞納者の個人調査、悪質滞納者の身辺調査などを主に行っております。本通知メール到達より翌営業日(営業時間内)までにご連絡を頂けない場合には、ご利用規約に伴い?個人調査の開始(悪質な場合は身辺調査の開始)、?各信用情報機関に対して個人信用情報の登録、?法的書類を準備作成の上、即刻法的手続(強制執行対象者等)の開始、以上の手続に入らせて頂きますので予めご了承下さい。

※退会手続の再開、お支払いのご相談等をご希望のお客様は担当、鶴見までお問い合わせ下さい。尚、本通知は最終通告となります。営業時間 月曜〜金曜 午前10時〜午後7時迄 土曜午前10時〜午後6時 、日曜日=休日』

即座に電話するが、「担当の者が不在」ということで折り返ししてもらう約束を取り付ける。しかし、この時点でおかしなことがいくつかあった。 フリーダイヤルをこちらの発信番号して電話をしたのですが、しばらく取らなかった。相手は着信番号がフリーダイヤルだと、よからぬ事を考えている連中からすると怖いらしい。「もしもし」で始まり、社名を名乗らず、こちらの出方を待った。 いくつもの会社名を使って架空請求をしている模様。メールの内容に関して問い合わせても「担当ではないからわからない」で押し通そうとする。 私共の得体がしれない、と思ったのだろう、とにかく電話を切りたかった模様。

残念ながら担当者の鶴見様から折り返しはなかった。

・4月21日(火) 13:49 b.trend.04@docomo.ne.jp.より架空請求が私宛に届く『(株)ビジネストレンド03‐6457‐7480担当の木村と申します。早速ですが、本題に入らさせて頂きます。現在お客様がご使用中の携帯電話端末より、認証ネットワーク事業者センターを介し以前にお客様がご登録されました『有料情報サイト』『特典付きメルマガ』『付きサイト』等における無料期間内等で退会手続が完了されていない為、ご登録料金及びご利用料金が発生しており現状で料金未払いとなった状態のまま長期間の放置が続いております。当社はサイト運営会社より依頼を受けまして、料金滞納者の個人調査、悪質滞納者の身辺調査などを主に行っております。本通知メール到達より翌営業日(営業時間内)までにご連絡を頂けない場合には、ご利用規約に伴い?個人調査の開始(悪質な場合は身辺調査の開始)、?各信用情報機関に対して個人信用情報の登録、?法的書類を準備作成の上、即刻法的手続(強制執行対象者等)の開始、以上の手続に入らせて頂きますので予めご了承下さい。

※退会手続の再開、お支払いのご相談等をご希望のお客様は担当木村までお問い合わせ下さい。尚、本通知は最終通告となります。営業時間 月曜〜金曜 午前10時〜午後7時迄 土曜午前10〜午後6時 祝日、祭日、日曜=休日』

早速電話♪電話♪と意気揚々とメールを見ていて、はたっ!と気づいたのですが、16日に届いたものと一緒!間違いなく同じところからのもの!電話番号も市内局番まで同じなのですから^^早速、電話♪電話♪(おおくすがいなかったからコソリとやったんで、ここだけの話でお願いします)しかし、コールするが、出ない。再度、電話すると、今度は話し中。ディスプレイを見ると「アイテ チャクシン キョヒ」と表示。427.6:1280:960:350:263:電話の表示:right:1:1::

しかたなく、着信制限している私の携帯からかけると、すぐに出る(笑)この時、私の心の中では【ひっかかった!】と大喜び。しかし、それは顔にも声にも出さず、「担当の木村さんいますぅ?」と年甲斐もなく今風の女の子っぽく言ってみた。すると、上から目線風に「もう一度、お名前いいですか?」な〜んて聞く。【えらそうに!】と思いながらも、「○○でぇ〜す♪」と頑張ってかわいく、バカっぽく言って見る。「今、いないので折り返しします。表示している番号にいいですか?」とまたまたえらそうに言うので、声のトーンを元に戻し、ビジネススタイルの言葉遣いに変え、「担当の方でなくてもかまいませんから、いくつかご質問させていただいてもよろしいですか?」とまずは様子伺い。すると、ちょっと慌てた様子で「・・・担当ではないので、私でわかることなら。」とお答えいただく。「そちらからメールが届いたのですが、どういうことでしょう?」と踏み込む。「担当ではないのでわかりません。」思いっきり大慌ての言葉。「このメール、架空請求ですよね?」とチェックメイト手前。「担当ではないので・・・。」言葉少なめ。「4月16日にも当社、代表の方にまったく同じ文面のメールが届いております。しかも、下4桁以外はすべて同じ番号、つまり同じ場所からのものだと判断してもよろしいですね?」とチェックメイト。「・・・。」無言「当社はこういう事例を調査し、HPに掲載しております。載せてもよろしいですね?」とチェック!しかし、向こうはこの言葉を最後に電話を切った。

普通ならそれで終わりなのだが、“破天荒”の異名を持つ私、黙ってるわけもなく、再度、電話する(むふっ)数回のコールの後、「はい。株式会社ビジネストレンドです。」と今度は名乗った。【おぉ!腹をくくったか?】と喜ぶ私。「さきほど電話したものですが、申し訳ありません、お電話が途中で切れたものでかけなおしたのですが、対応してくださった方のお名前をお伺いしてなくて・・・、いらっしゃいますか?」とたずねてみる。「でしたら、お待ちいただいたら、折り返ししてきたのではないでしょうか?」と切り返す相手。【ほうほう!ちぃっとは口の上手いやつが出てきたか・・・もしかして、代表か?(ニヤリ)】「申し訳ありません、私の携帯が着信制限がかかっているものでこちらからかけました。」と返す。すると、「では、着信制限を解除してお待ち下さい。」と返してくる。【なかなかやるな。おぬしも・・・(ニヤリ)】「申し訳ありません、知らない番号からかかってくるのがいやなもので・・・。では、ご伝言、お願いできますか?」と話題をかえる。「はい・・・。」どうやらメッセンジャーボーイにされるとは思ってみなかったようだ。「当社はIT関連の企業でして、このような架空請求に関して調査し、HPに掲載しております。今回の件も、16日の件も思いっきり、事細かに掲載させていただきますので、その旨、ご了承、ご覚悟して下さい。よろしくお願いします。」途中、言葉をさえぎろうとしていたが、無視し、言い渡した。すると、「・・・承知いたしました。」不満げに言う。その言葉を聞き、「では、失礼いたします。」と電話を切ってやった。

今回の件で調査・電話してみてわかった事 1:市内局番まで同じ場合、出所も同じ 2:フリーダイヤルには恐怖を覚える 3:会社名は名乗らない 4:最後に出てくるのは代表者と思われる 5:相手の電話は光電話でナンバーディスプレイ 6:意外に度胸がない 7:都合が悪くなると自分から切る 8:都合の悪い番号は着信拒否サービスに登録される(写真参照)

架空請求による被害者の方へ・振込先の口座は是非、聞いて下さい。 口座を作っている近辺にいる可能性大です。 警察等へ被害届けなど出される場合、口座凍結などの手段にできますし、 場所を特定するのに役立ちます。・個人情報をしゃべらないで下さい。 悪用されるおそれがあります。・自分ひとりで何とかしようとしないで下さい。 大変危険です。 (私のように“破天荒”じゃない方は特にお気をつけ下さい)

架空請求者の方へ・くれぐれもフリーダイヤルだからといって着信拒否はしないで下さい。 なぜなら、私が電話できないじゃないですか!・当社関係者には送らないようにして下さい。 徹底的に追求したくなりますから^^

では。また^^