現場と管理職の温度差

昨日、佐川の件を取り上げたのだが、昨年の暮れにオンライン料金明細システムの利用申請を行ったところ、一向に連絡が入らないのでおかしいと思いメールを出してみる私。
朝から担当ドライバーから電話が入るが、事情を教えてほしいと言う。
私は「実際の専門分野になれば、難しいので担当部署がよいのだが」と言うと、気まずそうに電話を切ることになった。
その後、上司らしき人物からまた電話が入り「請求書は郵送ですか~?」という意味不明なことを言うので、話が先に進まず・・結局、九州支社へ電話する私。
電話かけた担当部署が悪かったのか、連絡がおかしかったのかわからないが、結局わからず、現場の長崎店に連絡をと言う話になった。
しかし、3ヶ月かかるのはおかしいと言う上に、書類を紛失したかどうかはあまり問題では無い。
もちろん、契約書や申請書などは、個人情報が含まれるため正しく処理をされていないことは問題である。
しかし、緊急を要すもので無ければ、何らかの理由でダメならその旨の連絡が入ってしかりである。
連絡体制の問題なのか、書類申請が正しくできていなかったかは定かでない。
担当ドライバーはしっかり責任もって行動するのに、上司や上部機関がしっかり対応していないことは当然であるが大きな問題である。
幸い、処理は即座に完了し、事なきを得たもののあまりよい気分であるはずが無い。
責任者の方は迷惑をかけたんで謝罪に今からくると言う話になったが、丁重にお断りした。
訪問されても話を聞くほど余裕もなく、日頃きちんと仕事をしているのでわざわざ呼びつけて文句を言うことも無い。
むしろ、本来、機能するべき事務所や担当部署がしっかりしていない方がよっぽど問題である。
朝から三往復はするだろうドライバーの多忙さを考えたら、事務所で電話を受けている担当者が率先して行うべきである。
書類の受け渡しなどはドライバーで良いだろう。このようなトラブルはバックヤードである事務所が動くことが自然だと思うのだが。
私の事務所でも、必要な対応以外は、すべて事務員に電話連絡をさせている。
私が何でもしてしまえば、仕事も覚えきれないし、いざというときに対応もできない。
実務の代理はできないにしても、連絡・問い合わせなどの確認はできるわけだから。
私は運送に関することや配達納期・運賃についてはドライバーとの打ち合わせで良いだろう。
しかし、ITに関すること、特殊業務に関することは「専門部署」から直接連絡をもらえなければ対応はできるはずもない。
伝言で確認していては、「時間」と「伝達」にロスがでてしまい、結果としてよいことを生むはずが無い。
ドライバーの方は配達はもちろんこと、様々な業務などを押しつけられてしまえば、体力が持つはずもない。
私自身は自分がわかる=業者もわかる。と言うことを先日ふれたと思う。
しかし、この前提は「よく使うサービス・商品」であることを前提であり、インターネットサービスなど、運送に直接関係ないサービスについては「専門部署」が設けられているから振ることも大切である。
専門部署だから「即答」できて当たり前である。
一人で何でも行うと、無理がきてしまうので「分業」も是非検討してほしい。
佐川のドライバーの方は、早朝から遅くまでいつ休んでいるのかわからないほど動いている訳で、私にはとてもまねはできないし、続けきれないでしょう。
だから面倒な仕事は、ドライバーに回すのでなく、報告だけしてあげればよいのにというのが本音である。

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