最近、ニュースを見ると、学校裏サイトは「陰湿」なところから始まっている
という書き出しで、その実態をつかめず関係者は頭を痛めているというが
この問題として警察や学校機関で対応出来る対策は残念ながら「ありません。」
これは、泣き寝入りをしなさいという事でなく、作ることに関する規制は、サービス会社が行う事は実質不可能であるから。
じゃあ、どうするか?
専門家としての方法は「とりあえず作らせちゃえ」というのが私の考え方です。
いかなる原因でもインターネット上でのサイト運営の原則は「公序良俗に反する行為は処分に値する」という大原則があります。
中には、公序良俗に反するといえない記事でも「精神的苦痛を感じるから消してくれ」という相談も多々あり、その判断には警察を含め関係機関の頭痛の種にもなっているようです。
さて、解決方法として「作らせる」というのは「被害者は知らないところであたふたする」事に作った人間は快感を覚えるのでしょう。
この点については、加害者の心理を考えれば確かです。
しかし、この加害者の心理そのものが「落とし穴」を生んでいることに気づいてません。
インターネット上の事件は「芋づる式」となっているため、犯人を追いつめる事は実に簡単です。
特にこのようなケースでは掲示板管理者へあることをすることで簡単に「特定」出来ます。
ただ、こういう事をしなくても、掲示板の情報を元に犯人を特定する事は実に簡単だったりするのです。
個人的には、学校に一工夫してもらうだけでこの問題は一気に解消し、事件もさらに解決すると考えています。
まず最初に「携帯電話の所有の有無と、機種名」、「パソコン所有の有無とインターネットの状況
」の2点を個人情報に配慮し無記名アンケートとして、収集します。
被害者は必ず携帯電話のアドレスに送られてきたりとするため「アドレスを知っている人物」となるのです。
問題の記事が残っていればそのログと被害者の機種を照合し、合致しない場合は、アクセスログの機種を持っているユーザ(ドコモならauなどのユーザは除外)を絞り込む事で、犯人はあっさりと見つかるという算定です。
ただし、これは一般論としての手順のため、実際はさらにその後の追跡調査が必要になることは言うまでもありません。
私自身はこのような理由から、「犯人は身内にいる」という見解を示すのですが、これが「いわゆる出会い系」などの掲示板に自ら書いた場合は、この限りでありません。
ただ、掲示板の記事が内輪向けであることを考えると、後者の可能性はきわめて低くなります。
報道機関も含め、インターネット犯罪が「複雑怪奇」になっていると思われているが、私は徹底調査を行えば、すぐに特定は可能じゃないかと。
私自身、少ない労力で高い効果を上げられる携帯サイトほど「検挙率」は高いと思うのですが・・・。