おおくす流仕事のやりかた

パソコン屋を10数年続けていると色々な事がありますが、当時と今で何が変わったか?

少しだけ考えて見た。

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開業当初はとにかく、名前を売り込む事と勉強が中心で、あちこちに顔を出していろんな人と交流を図る事が多かった。

しかし、それもいつの間にか疎遠になった。

交流会になんの生産性が無い事に気づく。

結局のところ、○○さんの孫の方が、ぽっと出のぼくに比べたら扱いが違う事に気づく。

若い事ももちろんだが、次第に話しが合わなくなったと同時に、会費に参加するお金が無駄に思えてきた。たぶん潮時だったんだろうと思う。

それから、10年の間を考えても、色々ありすぎて話題に事欠かないだが、この間学んだ事は

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  • 1 とにかく時間を区切る事
  • 2 支払に遅れない事
  • 3 無理をしない事
  • 4 収入を分散させる事
  • 5 不労収入を得る仕組みを作る事

 

があげられます。

特に、収入を分散と不労収入を得る事は長く続ける事で大事です。

これは、事業規模を拡大させる上で欠かせない事でした。

 

私は比較的、対話や訪問に時間を割きます。

一方で作業や手続は早いもので、即時対応を心がけ、遅くとも1週間以内に結論を出しています。

パソコンサポートの場合、電話連絡から1時間で半径30~50kmの訪問を実現しています。

 

どう考えても、業務バランスがおかしいのはわかります。

お客様対応において、腰を据えてじっくり対応する姿勢は創業時から変えずに今も取り組んでいます。当時は、1日1件の案件だったこともあり、半日や終日滞在もざらでしたが、昨今は5分~終日と幅が広くなりました。

 

すくなくとも、時間とともに増えた事は顧客の幅が広がった事。

  • 電話帳やホームページなどの媒体経由で飛び込みでの問い合わせ
  • 既存顧客からの紹介
  • 私的な人的ネットワーク経由の紹介

とこの3つが今の顧客層です。

 

私の場合の仕事のこなし方と言えば

  • 1 優先順位をつける(着手の度合い)
  • 2 納期順に並べる(納期の早い順)
  • 3 客単価の順にならべる(単価の高い順)
  • 4 外注をうまく活用し、時間の効率をあげる
  • 5 資金回収に時間と手間をかけない

この辺りはなかなか説明しにくい部分もありますが、時間がかかる場合は、予定日+3日で計算し、即日終わる案件を多くこなす事が賢明です。

当たり前の事ですが、客単価の低い案件ほど納期を迫ることが多く、客単価の高い案件に限って、納期が長い事が多々あります。

過去の経験ですが、1年近く前に受注をとって商品を半年ほど寝かした事もあります。

寝かした商品自体はキャンセルになっても自社利用が可能なものだったため、最小限のリスクで済みました。

こういうことは、本を読んでも身につきません。

この中で、一番重要な事が、「資金回収に時間と手間をかけない」

資金回収に時間をかけると赤字になります。

回収に関する段取りは、非常にシビアですが慣れると簡単です。

私の場合は、決済口座をネット銀行とゆうちょ振替(郵便振替)をメインに使う事で、回収ロスを最小限にとどめる様にしています。

 

これらをこなしつつ、とにかく大事な事があります

出来る仕事は断らない。仕事は選ばない。安請けはしない。

これは、仕事を選ぶ事が大事という人もいますが、私自身は仕事の大小で選ばず、リスクで選ぶ。

リスクの高い案件の場合は、高額でも断るし、リスクが低い場合は低額でも引き受ける。

反省点としては、業績を伸ばすならリスクの高い案件も積極的に引き受ける事になるが、現実は企業の体力が無ければそのクレーム処理に追われてしまう。

リスクの高い案件は、「収益も大きいがその分の反動も大きい。」と言うことになります。

 

仕事で一番大事な事は

トラブルを出さないと考えるより、出した時迅速に対応する事。

初期対応を見誤らなければこう言った対応は迅速に解決出来るからです。

今一度、状況を見極める力が重要と思う今日この頃です。

 

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