光回線が群雄割拠。いよいよ光回線もサービスで選ぶ時代へ

2014年5月、NTT東西が光回線の卸売りをすると発表して早2ヶ月。

秋頃にはサービスインするだろうと見ている自社ブランドにおける光回線の全容はいかに

BBIQ回線の環境

BBIQ回線の環境

今、予想する会社の顔ぶれと今後の流れ

  • 候補1 NTTドコモ 携帯+固定のセットプランの訴求
  • 候補2 ソフトバンク ADSLから光回線への転換をはかるとみられている
  • 候補3 NTTコム 携帯+固定のトータルプランの訴求する異色のNTTグループ
  • 候補4 ソネット(so-net) 都市部で展開中の光回線を全国展開する足がかりに・・・ソフトバンクと協業?
  • 候補5 biglobe コンテンツから携帯+固定の強化独立系の強みをどこまで出せるか??

上記のほかに展開予定の事業者は、現在MVNOに積極的なbiglobeやniftyをはじめとした主要プロバイダも含まれるとして、まだまだ増える勢いは止まりそうにありません。

ただ、光回線がどのように展開するかを予想するには少し大げさなところもあるので、今後の予想をいくつか

 

  • 1 回線価格はNTT東西から単体で提供しているフレッツ回線の約半額程度(回線+ISPのセットで3000円程度)で電話+回線が提供される
  • 2 利用期間の制限をつけるところとつけないところに分かれる
  • 3 料金は横並びになる可能性がある一方でセット割が活発に展開され通信コストはさらに下がる事が予想される

 

かつてのフレッツADSLが月額4500円、プロバイダが1980円だった時代、(注:ADSL回線はNTTのアナログ回線分は考慮しない)

同業他社の活発な価格競争が始まった結果、フレッツADSLは

月額2980円(割引適用後2682円)、プロバイダも500円から利用できる事を加味して、約3000円から使える時代になっています。

また、ホールセールをメインに行っているeaccess回線を利用すると、月額2000円から利用でき、NTTとセットで利用するのに比べ、約1000円近く安い事もわかっています。

 

今回の施策で、一番サービスのあおりを食らうのは、NTTよりもNTT回線を販売する代理店ではないかと見ています。

高額なインセンティブをもって営業するスタッフが今年秋から始まる回線卸売りによって全国のフレッツ光のエリア全域で今までの半額程度で展開されたら既存ユーザははっきりいってたまったモノじゃありません。

どうなるかはっきりしないのが、NTTの卸売りで提供されるのがどの程度かによってサービスの可否が決まると思いますが、一般個人レベルで見た場合は卸売りが始まったらフレッツ光からの乗り換えもありと思います。

 

NTTが今後、個人よりも法人向けに力を入れるところはVPNとひかり電話の2つだとみています。

 

個人ではまず利用しない部分に特化し、サービスの拡充を図るのが今後のカギではないでしょうか?

 

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