NTTのIP化に伴うISDN廃止について考える

[g]NTTグループ[/g]が今後15年間でメタルサービスのISDNを廃止する事を決定する事が発表された。
http://www.ntt-east.co.jp/release/1011/pdf/101102a_1.pdf
幹線サービスの光化を含めたサービス展開は今後の事と思っていたがどうやらそう遠い話でも無い事もわかり非常に憂慮すべき事案かもしれない。
うちの事務所では長年ISDN回線にお世話になっていたが
こういった事情を鑑み、どうやら重い腰を上げる時が来たようだ。
現在私の事務所では ISDN回線とBBIQを利用している。
しかし、近年の事情からISDN回線から光回線へ移行する動きは急速に進んでおり、私の事務所も例外ではない。
コスト面で見ても月額5000円近く支払っているISDN+BBIQと言う組み合わせは決して安いとは言えず、早くNTTの光回線が敷設されないかと待っているが当分先の話にすら思えてならない。
ただ現実問題としてNTTがISDNを廃止する事を決定した以上、当然であるが次の方法を考える必要がある。
現状で出来る素案として
ISDN回線を廃止、アナログ回線に移行する。
iナンバーで現在利用中の番号はBBIQへ引越し
そうすると現在の費用から約2000円の経費削減となる。
ただあきらめなければいけないサービスも若干あり
ネームディスプレイや特定番号通知サービス(0120表示サービス)が使えなくなる為、現状では二の足を踏まざる得ないのも現実だろうか。
値段を取るか利便性をとるか、まさに究極の選択といえよう。
NTTの光回線になれば確実に「安く」展開できる
そういった目先の事で考えたらBBIQでは正直役不足となり、料金面でみたら断然BBIQである事から慎重な選択を迫られる。
私の取引先も、すべてIP化したら、一部発信出来ない電話番号が発生した為、やむなくISDN回線を残したと言う。まさにIP化の弊害である。
私も全回線IP化は考えていない。
代表回線はアナログで残し
残りをIP回線化してその利便性に幅を持たせる考えだ。
いずれにしても今すぐの事でないから情報収集をした上で、今後の作戦を練ろうと思う

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