光回線の導入とコスト問題

IMG_0572一般家庭において、光回線がどこまで必要か?

という話題はかつて利用した上で申し上げると、あまり必要性を感じません。

なぜかといえば、光回線は決して「安くない」のです。

また、月額がトータルで10000円近くかかることをあまり知られていないこともまた一つかもしれません。

 

特に、光回線の「基本料金」はこれまでより高くなるが、電話サービスがこれまでより安くなるからお得だ。という話題がいわれている話です。

 

ここでは、一般家庭におけるインターネット回線の費用を試算したモデルケースです。

 

電話基本料金 1600円

ナンバーディスプレイ 400円

ADSL回線 2980円

モデムレンタル 490円

プロバイダ料金 1250円

合計 6720円(消費税別)

 

これが光回線にかわると

光回線基本料金 5400円

ひかり電話基本料金 500円

ナンバーディスプレイ 400円

プロバイダ料金 1250円

合計 7550円(消費税別)

 

となるのです。多少、料金の誇張があると思いますが、これがBBIQにかわった場合でも

光回線基本料金 5500円

光電話基本料金 300円

ナンバーディスプレイ 400円

プロバイダ料金 0円(光回線基本料金に含む)

合計 6200円(消費税別)

 

わずかですが、ADSLより安くなりました。

つまり、私が申し上げたい点は「若干」だが安くなることは事実です。

 

しかし、移転などの理由で解約すると3万〜5万円といった解約違約金がかかることを念頭におかなければいけません。

現在の解約ルールは長期契約+解約違約金付き特約

 

が基本で、これまでのように利用したい期間だけ利用して、解約時の手数料はなし。

というかつての契約スタイルはどこにもないのです。

 

もちろん、この場所で引っ越しもしない、将来ここで利用し続ける確約がとれる場合なら

止めませんが、こういった保証がない場合、慎重に考えることが望まれます。

 

私の所では、

ADSL+一般回線

の組み合わせに戻りました。

 

電話基本料金 1600円

ナンバーディスプレイ 400円

ADSL料金 1980円

プロバイダ料金 0円(ADSL料金に含む)

合計 3980円

 

最初の事例の6720円から比較しても2740円の差があり年間で約30000円の節約につながります。

この数字は非常に大きいものです。

 

ただ、これは一般家庭の場合は光回線は不適切。という一つの事例をしめしたにすぎず

事業所の場合は、かえって光回線で契約を行った方が費用削減効果につながるといえます。

 

一般的なケースとして

ISDN+アナログ+ADSL

というケースですが

アナログ回線とADSLは既に6720円(事業所の場合は7520円)と試算しています。

これに通話で利用するISDNの料金が

基本料金だけで 3580円

ナンバーディスプレイを加算すると1800円

この2つで5380円となり、先ほどの7520円を加算すると

実に12900円となります。

 

これが、光回線に切り替えると合計で8750円となります。

従来の契約と比較しても月額4150円の経費削減につながり、年間で約50000円の削減になります。

 

初期費用等である程度の投資を行っても1年目で十分ペイできるメリットを持っています。

 

これは机上の空論と考えるかもしれませんが、実際に私の会社で導入したケースでのお話です。

コスト削減の効果は出すことができ、

一番の経費削減のパターンは

BBIQです

 

基本料金 5500円

光電話  600円 @300円×2回線

オプション 600円 (1回線分のみ)

合計 6700円

 

と当初の構成から6200円 年間で約75000円になります。

安くなるからBBIQが本命では?と考えがちですが

各種オプションサービスの使い勝手がBBIQは互換性を重視したNTTとの差がある上、提供エリアに制限あるため、NTTを使うのが一つの定説となっているのです。

 

結論は

一般家庭における光回線のコストは正直「見合わない」

今後もできるだけサービスの透明を出せるように日々の研究を続けたいと思います。

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