故障を特定する考え方は様々ですが、手順を考えると割とわかりやすいものです。
パソコンが起動しない場合の基本的な考え方は
「電源ケーブル」が正しいか?
「アラート」が正しく点灯しているか?
「電源」が正しく供給されているか?
のところです。
特にケーブルが正しいか?と言うのは、「そんなものみたらわかる」とおしかりを受けそうですが、ケーブルの断線などが原因でやはり接続がうまくいかないケースは良くあるものです。
しっかり確認したいポイントです。
次にみるポイントが「アラート」に関する点。
アラートとはいわゆる「警告」というものであり、警告灯がどのように動いているかが一つのカギになります。
ランプの点灯色も以前はまちまちでしたが近頃は、グリーンないしブルーのランプなら「正常」で、レッドなら「異常」という要領です。
アラートが点灯するのは異常を表すのですが、機器によってはアラートと正常が同じランプで切り替えるパターンもある為
「ランプが赤く点灯ないし、点滅」していたら「危険」というのは一般的な考えにも通ずるところです。
最後に「電源」
電源のユニットが故障すると回路への供給が不安定になるため、電源ユニットは確認する上でかなり重要な意味を持ちます。
電源が故障していなくても、関連部品が故障して動作しないパターンは多々あり、必ずしも電源とは限りません。
疑わし時はすべてのパーツを交換して原因を探るのは、故障診断の際避けて通れない事です。
案外、気になる部分は多いものです。
故障して動かなくなった?ときは下手に触らず相談が一番良さそうに思いました。